第16回全日本ネットボール選手権 WLSの試合をリポート!! | WLS-netballのブログ

第16回全日本ネットボール選手権 WLSの試合をリポート!!

こんばんは!バヤシです。

さて、先日お伝えしました

WLS 全日本ネットボール選手権優勝企画!

第一弾!

第16回全日本ネットボール選手権のWLSが戦った試合レポートをお伝えします!

去る、2014/11/16第16回全日本ネットボール選手権が群馬県安中市で行われました。



出場チームは、計6チーム。
群馬予選を行った3チームと、WLSや東京ネットボールを含む、東京予選を行った3チームです。

全日本ネットボール選手権は、毎年大会形式が変わっています。
今年の大会形式は参加チームを2つのグループに分け、3チームごとに総当たりの予選を行います。
その後、各グループの1位同士、2位同士、3位同士で最終的な順位を決める方式です。

WLSは昨年準優勝だったので、東京第2位として本戦に出場しました。

以下、2チームと同じグループです。

安中フェニックス(群馬1位)
ライジンズ(群馬3位)

WLS初戦の相手は、ライジンズ。

ライジンズは、日本で最初にネットボールが行われた群馬県立女子大学のチームで、2011年には全日本選手権優勝もしています。

第1Qは、WLSのエースシューター中谷選手のシュートが冴え渡り、

8 - 2でWLSリードで終了



第2Qも、流れは変わらずWLS有利な展開



第3Q、第4Qでもジワジワと点差を広げ最終的には、

27 - 11でWLSの勝利!!

昼の休憩を挟んで予選グループ第2戦は、群馬予選を1位で通過した安中フェニックスとの一戦。

今年の6月のミックス大会決勝にて、1点差で負けてしまった因縁の相手。

初戦とは打って変わって、試合開始早々に2点を先制される厳しい試合展開。
しかし、確実なディフェンスで流れは渡さず第1Qは

6 - 5でWLSリードで終了。



しかし第2Q、第3Qでは、WLSのミスから安中フェニックスに流れを持って行かれ、苦しい時間が流れます。



14 - 16で安中フェニックスがリードし、2点のビハイドで始まった第4Q。
開始早々に連続得点で同点に追いつくと、

試合終了約2分前に逆転。
さらに、1点追加し2点差とすると、着実なディフェンスと果敢なオフェンスで安中フェニックスに点差を縮めさせません。



終了間際に1点差に追いつかれましたが、タイムアップ。

19 - 18で、安中フェニックスに辛勝しました。

決勝戦の相手は、東京予選の決勝の相手で、昨年王者の東京ネットボール。

外国人のプレーヤーによって構成され、優れた体格と母国で培ったネットボールの技術で他のチームを圧倒するチーム。

WLSも全日本選手権で、幾度となく挑戦してきましたが、そのたびに跳ね返されていました。

選手だけではなく、サポートメンバーも今年こそは!と意気込んだ決勝戦。

第1Qは、序盤から東京ネットに3点連取される苦しい展開。
「今年も東京ネットには勝てないか…」そんな気持ちになりそうでしたが、今年のWLSは違いました。



例年であれば、点差が少しずつ開いていってましたが、今年は東京ネットに点を取られても、時間をかけてディフェンスしているため、一気に大きく点差が開きません。
また、ディフェンスからボールを奪い得点に繋げるなど、東京ネットに食らいつきます。



第1Qは4 - 5とWLS 1点のビハイドで終了。

負けてはいましたが、WLSのメンバーの全員が今年はいけると思っていました。

第2Qでも同じように一点を争う展開に。
体格で勝る東京ネットにゴール下でも負けずに挑みます。

さらにWLSはゴール下でボールを奪って、自分たちのペースに持ち込み、
第3Qを14 - 13とWLS 1点リードで終えます。

迎えた、決勝戦第4Q
優勝まであと1Qに迫りました。

ただ、相手は東京ネット。
そう簡単には、勝たせてくれません。

東京ネットの猛攻にディフェンス陣が耐え、そこから得たチャンスをWLSがものにします。



勢いに乗ったWLSは、攻撃の手を緩めず最大6点差まで開きました。

そして、決勝戦終了の笛がなります。

19 - 15で、東京ネットボールを下し全日本ネットボール選手権を制覇しました。

決勝戦終了後には、熱戦を繰り広げた東京ネットボールのメンバーと健闘を讃え合いました。



閉会式では、優勝カップ、賞状、優勝商品であるボールがネットボール協会の池田会長より授与されました!



今年のWLSは、やはり例年とは違いました。
今までのWLSは点差が小さい展開では、ディフェンスでボールを奪えても中盤でのパス回しで焦ってしまったり、オフェンスの準備が整わずミスをしていました。
しかし、今年はゴール下でボールを奪うと中盤でも着実にボールを回します。
バックパスも多用し、安易なパスは出さないように試合を展開していたと思います。

ディフェンスから着実にオフェンスのサークルエッジまで運べる力が、今回の優勝に繋がったように感じました。

来年はディフェンディングチャンピオンとして、ミックス & 全日本選手権の完全制覇を狙ってほしいと思います!



第16回全日本ネットボール選手権の結果

優勝  WLS netball
準優勝 Tokyo Netball
3位  あんなかネットボール
4位  健大INFI-D
5位  Rizins
6位  NEPTUNEZ

東京勢が1、2位と強さを見せつけました。
ネプチューンズは今年は残念な結果となりましたが、これからの活動に注目していきましょう!



撮影協力 :
金子昌史様
ながとも監督