バルセロナの話題をもうひとつ。先週の27日から29日まで、スペイン最大のマンガイベント「SALON DEL MANGA」が開かれていた。新聞などによるとモンキーパンチさんなどがゲストで招待されていたとのことで、来場者58000人。

 残念ながら、参加できなかったのだが、28日土曜日は、コスプレをした人は、入場料無料になるということもあって、バルセロナ市内の地下鉄の車内で、コスプレをした若者を多数見かけた。羽織を着たり、キョンシー風だったりとややビミョーな感じの人もいたけれど・・。会場で着替えることがないのか、コスプレして電車に乗り込んでくるので、もう目立つこと。コスプレ集団の近くにいたオジさんが、最初はジロジロ見ていたが、我慢できなくなったのか、何事か彼らに問いただし始め、最初は丁寧に応えていた若者も、だんだんウザくなったらしく、下向いてた。オタク道を突き進むのも大変だ・・w。

 このイベントもすでに12回目だという。以前、別のブログで、アメリカやヨーロッパでマンガ市場を開拓した堀淵清治氏による『萌えるアメリカ』について書いたことがあるけれど、こうして大きなムーブメントになったのも、堀淵さん達の苦労があったことを思うとなにか感慨深いものがある。
 写真は、方々の地下鉄駅にあったイベントの告知看板。

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