無事に義両親からお金を借り、そのまま知人への借金を返し、私たちは本格的に結婚と出産の準備に入った。

 

入籍日も決めた。

かといってお金の無い私たちに結婚式なんて出来るわけも無く、ただただ日々節約をしていた。

母はよく、食材や生活用品などを分け与えてくれた。

義両親はご飯を食べにおいでと誘ってくれた。

こうして私たちはなんとかお金を工面することができたのと、出産一時金などもあったので、出産費用も作ることができた。

 

けれど、妊娠中に先輩と平穏な日々を過ごせたわけでもなかった。

幸せな妊娠期間というより、どんどんと露になる先輩の人間性に私は先行きが不安で不安で仕方なくなるのだった。