オトコ友達のヒトシの紹介で知り合ったマサ先輩とメールのやり取りをするようになって、だいたい2週間くらいが過ぎたころ、先輩から遊ぼうと誘いを受けた。

この誘いに私は乗ることになるのだが、初めから二人きりで会うのは場が白ける事もあるのを経験上分かっていたのもあり、その場に紹介してくれたヒトシと、親友の紗理奈を連れて行くことにした。

 

ヒトシと先輩は元々顔見知りだし、私はヒトシとも紗理奈も居れば、万が一先輩と盛り上がらなくても、なんとかその場は大丈夫だと思ったし、ヒトシも紗理奈も誰とでも話せるタイプの人間なので、私と先輩で盛り上がったとしても勝手に初対面でも2人は話してくれるだろうと思っていた。

 

そしてついに先輩と会う日が来た。

当日、私は紗理奈を拾い、ヒトシと先輩が待つ場所まで車で向かった。

待ち合わせ場所にはすでにヒトシと先輩が来ていた。

駐車場に入った瞬間、お店の花壇に腰かけている姿を横目で見た私は叫んだ。

 

「やばい紗理奈!!!!かっこいいかもしんない」

 

一瞬しか目に入らなかったがシルエットが好みドンピシャだった。

 

「ホント??今の一瞬でよく分かったね」

 

紗理奈が笑いながら返す。

 

「わかんないけど!!!!ちょっと楽しみになってきた」

 

男友達を作ろうキャンペーンはここで終わった。

前の西本君と別れてから、まだ3カ月ほどだった。