本と懐メロとわたし | ワークライフバランスで行こう!

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ひとり旅、登山、いろいろ。不定期更新。

積読になっていた
辻村深月の「傲慢と善良」を
一気読みしました

まだ余韻が残っていますが
ちょっと読書欲のゾーンに入ってる
感じもして本屋に出かけました

ゾーンといえば
先日、地元の友人と飲んだときに
懐メロネタで盛り上がりまして

♪君と夏の終わり〜 将来の夢〜

を歌っていたグループが思い出せず
歌詞は上の部分しか覚えていないので
あとは 

♪ふーん ふふーふ ふふー
ふーふふふー

と歌ってたら店の女将さんが
「ZONEです!」と教えてくれました
知らんけど

「知らんけど」をはじめて使いましたが
使い方あってますかね?
知らんけど

ということで
宮本輝の「灯台からの響き」を
購入しました
(そのまま田中に寄り道)


宮本輝はいちばん好きな小説家で
だいたいは読んだのですが
流転の海シリーズとポプラは
まだ読了できてないです

宮本輝の作品ではじめて読んだのは
たしか「避暑地の猫」

20代の頃に電車で帰省する際
上野駅構内の本屋さんで
実家から近い避暑地が舞台らしい
ということだけで手にしました

かなりドロドロしたストーリーですが
時間を忘れて没入した記憶が
いまも残っています

以来、宮本輝の世界にハマり
取り憑かれたように作品を読み漁り
いまに至ります

そういえば「青が散る」も
たしか中学生の頃だったと思いますが
かかさず見ていました

当時、原作が誰かに興味もなかったですが
宮本輝の作品と知り
ドラマの20年後くらいに読みました

なので松田聖子の歌は
「蒼いフォトグラフ」がいちばん好きで
大塚ガリバーの「人間の駱駝」も
ひとり酔っ払った時に限って
無性に聴きたくなったりします
これも懐メロですね

宮本輝の作品が収まった
書斎の本棚を見ると
なぜか「錦繍」と「花の降る午後」が
二冊あったりする一方で
最初に買った「避暑地の猫」が
どこを探しても見つからないのです