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デート支援金 ユニークな福利厚生制度を持つ会社

デート支援金というユニークな福利厚生制度を持つ会社が東京中央区にあります。私は、この会社の福利厚生の導入するまでの考え方やその目的は、かなり気にいっています。のちほど簡単にご説明しますが、まずはその会社のご紹介から。


その会社とは、コントロールプラス株式会社 で、代表の村田マリさんは、あの藤田氏率いるサイバーエージェントで新規事業を次々と立ち上げて、その後WEB製作会社の同社を設立し、現在は5年目ということになります。


この会社がデート支援金制度を設けるには、当然理由が必要です。その理由とは、同社がデートスポットのクチコミ情報サービス「デート通」 を運営しているからですが、そもそもこのようなおもしろくて、ニーズのあるサービスを事業として上手に展開したことはすごいことです。

やはりそこはサイバーエージェントのマインドが受け継がれているからでしょうけど、サイバーエージェントも社内制度はとても充実していますね。

脇道にそれますが、このデート通.jpは、全国約22,000件のデートスポットが登録されており、ユーザー各自のクチコミ情報や、デジカメや携帯で撮影した写真を掲載することができますし、知名度も高く、かなりの人が知っているサイトでしょう。


さて、このデート支援金制度とは、東京から1キロ離れるごとに100円を支給しているようです。ゴールデンウィークと年末年始の長期休暇に事前申請させて適用しているようですが、これは地方の情報がなかなか集まらないということもあるからだそうで、長期休暇にスタッフが取材をしにいくけど費用はデートにかかる費用は補助するよということで楽しく仕事(デート)してもらうことになるようです。例えば札幌であれば、800キロとしたら、8万円というから会社の負担は結構大きいです。

もともと土日にデートした費用についても、3000円まで経費として、支払っているようです。取材して口コミ情報にアップすることが、もちろん必要ですが、好きなことをして補助がでるなら、これは社員にとっては何とも嬉しい話ではないでしょうか。

地方への取材と社員への福利厚生を混ぜ合わせた面白い制度は、この会社ならではのもので、私はこういう発想が大好きです。

私は、例えばウェブデザイナーの社員がただ、ネットや本をみたりしていいデザインを考えたりしていても、感性は磨かれませんし、いいアイデアも出てこないと思っています。街に出ていろいろ見たり、食べたり、穴場にいって新しい発見をしたりすることこそ、重要だと考えています。

これこそワークライフバランスの基本的な考え方だと思っています。若いときは、それらしい生き方があるので、休みの日まで仕事のことを考えるのはやめようというわけにはいかないのです。年中デザインのことで頭がいっぱいでもよいと思うのです。そこで息抜きに、上野動物園にいってまったりしていたら、いいアイデアが急に浮かんだりすることもあると思うのです。

まあ極端なことをいえば、ワークがライフと重なっているわけですが、上記のようなことも若いうちに限っては、ありといえるでしょうし、とにかく仕事は楽しくなければなりません。


いずれにしてもユニークかつ合理的なところは、最高ですね。会社の理念にあっているからこそ、注目されるのかもしれませんし、口コミやメディアにとりあげられて、宣伝効果もたっぷりあったはずですから、今後もこの会社の動きには注目していきたいと思います。