子どもの貧困解消を目指し集会 全国ネットワークを設立 | ワークライフバランス経営サポートセンター

子どもの貧困解消を目指し集会 全国ネットワークを設立

4月26日 47news


子どもの貧困解消を目指し集会 全国ネットワークを設立
 
子どもの貧困解消を目指し、支援の充実を訴える「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークを25日、NPOや研究者が設立、東京・池袋の立教大学で約370人が参加して記念シンポジウムが開かれた。

 反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児日弁連会長は、冒頭のあいさつで「子どもは生まれる場所や家庭を選べないのに、その貧困が深刻化している」と述べた。

 シンポでは、埼玉県の小学校教諭渡辺恵津子さんが、朝食を食べずに登校して「おなかがすいて勉強できない」と泣きだした女の子について話し、給食無料化を含めた教育の無償化を求めた。

 中嶋哲彦名古屋大教授は、3月に成立した英国の「子どもの貧困法」を紹介。貧困根絶のために政府が数値目標を立てて達成する責任を持つことの重要性を指摘した。

 また、あしなが育英会の奨学生や東京朝鮮中高級学校の生徒らが、高校授業料の無償化などをテーマに討論した。


(引用ここまで)


厚生労働省の発表によると、全国民の中で生活に苦しむ人の割合を示す「相対的貧困率」は平成19年は15.7%で、7人に1人以上が貧困状態ということになっています。18歳未満の子どもの貧困率は14.2%だったということで深刻な問題です。


このような活動が法律の改正へのきっかけになることを信じています。またこのような大規模な集会は、新しい解決策を導き出すことにもつながると思いますので、今後の活動を見守っていきたいと思います。