美容部員も管理職に 資生堂が制度化
6月4日 読売新聞
美容部員も管理職に 資生堂が制度化
資生堂は3日、国内グループ全社員の約45%にあたる全国の約1万2000人の美容部員を対象に、管理職への昇格を支援する人事制度を10月に導入すると発表した。化粧品販売員やグループ会社の美容師など女性が大半を占める美容部員の管理職登用を進め、優秀な人材を確保する狙いだ。
新制度は、一定の資格に達した美容部員が経営管理など必要な研修を受けられる仕組みを導入する。美容部員が管理職に昇格するケースは過去にもあったが、人事体系があいまいで十分に門戸が開かれていなかった。
資生堂は管理職全体に占める女性の割合を現在の約18%から2013年度には30%に引き上げる方針だ。育児期の短時間勤務を取得しやすい制度を導入するなど女性が働きやすい職場作りに力を入れている。
(引用ここまで)
資生堂は、女性が働きやすい会社として有名ですが、ワークライフバランスに対する施策導入にも積極的です。それでも美容部員の管理職登用は、十分に道が開かれていたとはいえないとのこと。まだまだこのような会社は他にも多いですし、このように外部へ表明していくことで計画的に実行していくことにつながるのだと思います。実際にどう変わっていくか、1年ごとに推移をみていたいものです。
大手企業でも最初は勢いよくこのように女性管理職割合を増やそうと意気込んでいるところもありますが、実際は現場では、さめた目で見ている人も多いようでトップと現場の当事者の温度差は大きい。それは目的がきちんとあってそれが正しいものであればいいのですが、そうじゃない場合もあるので。
そもそも私は女性管理職という言葉はあんまり好きではなくちょっと違和感ありますね。女性の管理職の割合を増やすのではなく、優秀な人を選んでいったら、結果的に女性の割合が少し増えてきたというのが自然な形だと思います。そのためには公平な評価制度や均等のチャンスを与えられるなどの条件が前提にないといけないですね。
あとは、ある大手企業の場合は役員の中の一人が、女性管理職のメンターになったりして女性管理職育成の執行責任を負って、その業務に必死に取り組んでいますし、その会社らしい人事戦略が今後の採用や定着に大きく影響してくるということがわかりはじめたからアクションがおこっているのだと思います。