退庁促す癒やしのメロディー、残業代抑制へ大阪市が奇策
5月30日 yomiuri online
退庁促す癒やしのメロディー、残業代抑制へ大阪市が奇策
職員の残業代だけで昨年度、80億円以上を支給した大阪市が、家庭の温かさを想起させる「癒やしの音楽」で早期退庁を促している。
職員給与カットの奇抜なアイデア。だが、「仕事の効率アップが先では?」との声もある。さて、効果のほどは--。
午後8時半。優しいハープの音色で、郷愁を誘うスコットランド民謡の「ロッホ・ローモンド」が2分間、庁内スピーカーから流れる。定時退庁時刻を3時間オーバーしていることを知らせる。4月下旬から始めた。
市幹部は「音楽が帰巣本能を高めるという科学的根拠はない」というが、ある職員は「温かい家庭を思わせるメロディー。帰りたくなるかも」と話す。
市が係長級以下の職員に支給する残業代は1時間当たり平均2800円で、昨年度は約83億円(一般会計)。来年4月からは月60時間を超える残業は、割増率が現在の25%から50%に引き上げられる。このままでは市は来年度、約1700万円の負担増になるという。
これまでも「ノー残業デー」の毎週水曜日、平松邦夫市長が退庁を呼びかけるテープを流してきたが、市幹部は「音楽で残業代を抑制できれば画期的。音色を残業代アップの合図と考える不届きな職員はいないと信じています」と話している。
(引用ここまで)
83億円の残業代となると問題ですが、そもそもは仕事の効率アップや無駄を省くことのほうが大事です。役所の組織は複雑で、無駄な部分はたくさんあります。
公務員は、不景気になっても雇用や賃金が基本的に保証されていますが、民間では今まさにリストラの嵐で減給したり、ボーナスカット、あるいは退職勧奨などが進んでいます。残業代も税金から払われるので私たちが代わりに払っているだけで、その借金は将来へのつけになるということを忘れてはいけません。
来年からの残業の割増率アップを控えており、今仕事もそれほどないのにのんびり仕事して小遣いを増やそうなんて思っている人がいるかもしれませんので、「早く帰ってください」ではなく、仕事がどうして計画通りに終わらないのかを上司とともに面談などを行って改善してほしいです。
臨時や緊急の仕事が多いとか作業そのものが多く、仕事時間のほとんどがそこに費やされているようであれば、対応を考えなければなりません。
いずれにしても、音楽だけで変わるとは思いませんが、せっかくですから7時30分に2時間オーバーで一度今回の癒しの音楽を流して、最後は「蛍の光」でも流すほうがよいのでは??
私のよく行く本屋でもDVDレンタルショップでも、確かに蛍の光などの帰りたくなるような音楽を流していますが、10分ぐらい前からシャッターを閉め始めたりして、いい感じはしません。
気づいてもらうことが大事であって、圧力をかけるようではいけませんので、役所でも結局逆効果にならないようにその効果や反応をみながらすすめるべきでしょう。