こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
今日はこんな本をご紹介したいと思います。
離婚をすること、
もしくは離婚の選択肢がよぎる時、
子どものいるご家庭で考えないはずがないのが、”子どもへの影響”です。
考えたとしても、離婚はおこるし、実際に多くの家庭が実際に経験をされています。
私もそのひとり。
子どもをできるだけ傷つけたくない
子どもの気持ちも尊重したい、
そう、きれいなことは思うけれど、それだけではないのが離婚。
そんな親の離婚について
子どもはどう思っているのか、
本当の本当は、どんな感情があるのか。
もしかしたら、親にとっては、心のチクチクすることかもしれません。
・離婚をしたシングルマザー、シングルファザー
・離別を経験した方
・その後の再婚をした方
・自分自身が親の離婚の経験をした方
・人生の中で少しでも離婚を考えたことのある方
いろんな方に読んでもらいたいなと思いました。
私は読んでいて何度も涙が溢れました。
親が子どもを思う以上に、
子どもは親を思っている。
離婚が、可哀想ということもありません。
離婚をしなくても、幸せが保証されていることもありません。
人間はたくましく、置かれた場所で咲く力を持っている。
私は、離婚をした人も、その子どもも
離婚をせず踏ん張っている人も同じだけ
讃えたいなと思います。
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この本を読んで、離婚=子どもにとってよくないこと
と思われる方は、正当化だという風に揶揄される方もいらっしゃるかもしれません。
私も当初、その目に見えない社会の風潮の中に、
離婚をすることがとても心苦しく思えたこともあります。
でも離婚を決意するのも、しないのも、個人の選択と責任であり、
子どもはその選択肢はなく可哀想なのかもしれないけれど、
どの国にどのタイミングで生まれるかを選べないのと同様に、
その上でその子の人生が始まっていくのだと思います。
どんな背景があるかなんて、他人には一切わからない。
15年前、私は離婚をした直後に、
「私は離婚をしたけれど、その人との血を半分継いでいるこの子のことを否定はしたくない」
と思って一人大泣きしました。離婚することはこの子の半分を否定することじゃないんだ!って。
離婚したその人の面影が、成長するにつれて色濃くでてくる、この子を
私は一生逃げずに見守っていくし、共に生きていく、そう決意しました。
離婚って、白か黒かの決着をつけるように思える事柄も、
実はそんなハッキリ、きっぱりの世界ではなく、
なかったことには絶対にできなくて、
その間の感情を抱き込んで生きていくということ。
どんな人の人生も、あなたの人生だから
幸せになる権利がある。
離婚をする親にも。
親が離婚をした子どもにも。