こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
ちょっとPTA関連のすったもんだに
ちょこちょこ神経をすり減らされることがある今日この頃です。
出来事としては、よくあるあるなんですけどね。
PTAの役割とか地域の当番のようなものって
輪番で回ってきたりしますよね。
そして、面倒でもありますよね。
みんなあるあるなんだと思いますが、
悪気なくそういう時って、
「あ、私仕事があるので、、」
「ちょっと海外の仕事とかが入ることが多いので、、、」
というエクスキューズを出して逃れようという声よく耳にします。
(その声もしごく真っ当です。だって大変だから)
本業の中でもそういうことありませんか?
ちょっとこの作業を誰かにお願いしたいなぁ、、となった時。
「あ、こっちのプロジェクトがかなり立て込んでいて、、、」
「ちょっと余裕ないっす」
面倒で、受け取りたくない仕事が回ってきそうな時に、
人は「じゃない方」の背景を盾に防御したりします。
そして、暗に「それどころじゃないアピール」をしたりします。
なんなら、どれだけそちらが大変かを説明したり、
そこまでお前は忙しくないだろう、という人を蔑んだりする場合もあったりします。(言わないけど)
でね。まぁ、余計な仕事を振られたくない、リーダーになりたくない人は世の中大勢いるわけなんですが、みんなその状態だとどうでしょう?
嫌な仕事を押し合いへし合い、、、、あっちへ投げてはこっちへ投げて、、、
「人がいい人が、バカを見る」という世界は好きじゃないのですが
たらい回し、、、ってよく目にする光景だと思うのです。
「受けられない仕事を受けるという無責任なことはすべきじゃない」
みたいな大義名分もありますよね。
でもね、ほんの少しだけ
自分のことだけを見るのではなく、
全体性を見る目線も養ってもらえたら
社会の見え方は変わるのになぁ
なんて嘆きたくなったりします。
人に翻弄されている犠牲者になるか、
自分で自分の時間の使い方をマネージできる能動的な選択をするか、
ちょっと大げさかもしれませんが、そういう世界の話なんじゃないかと思うのです。
そしてリーダーシップの話だと思うのです。
どんなに忙しい会社を経営しながらでも、
どんだけ社会的に地位の高い仕事をしている人であっても、
視野の広い人は、その仕事をするための工数としての時間を見ていません。
全ては繋がっていて、影響し合っている。
私とあなたは分断されていて、対立しているのではなく、そもそも繋がっていると捉えたら、
人が嫌がることも受けとるって自然なことになるんです。そっか、受け取るスペースがない程きつい状態なんですね、ではこうしましょうかと。
そういう視点で観れる人は、自分で様々なことを同時並行に受け持っても、自分でマネージできる力もあるんです。
世の中は、VUCAの時代となり、
今まで務めていた会社一本では未来が立ち行かなくなるかもしれません。
副業が解禁され、どんどん人は「じゃない方」の活動が増えてくるかもしれません。
女性の社会進出は当たり前になり、
男性だからって一つの会社だけに勤めていたらいいわけではなく、
PTAの活動にも子育てにも今以上にコミットメントを求められるようになるでしょう。
そういう時代になった時に、
人に翻弄されている犠牲者でいるというのは、とても生きづらい時代になるかもしれません。
複数のことを同時並行に扱いながら、自分をマネージして、周りと協働する力、
更にいうと、一つのコミュニティだけに属するのはリスクでしかなく、様々なコミュニティに属することで
それぞれのシナジーを生み出す可能性すら生まれます。
「忙しいから、無理」
というパラダイムから、
そろそろ抜け出しませんか?
基本的には現役世代はみんな「忙しい」です。
そこに”わたしだけ特別”と思い込んではいませんか?
そのデフォルトから、一歩先にいける大人になるのかどうか。そういう背中を、子供は見ていると思いますよ。