リーダーはメタスキルが必須 | ステップファミリー×組織開発

ステップファミリー×組織開発

どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。

Co-leadersのSHIHIOです。

 

菅総理大臣が、

緊急事態宣言を出しましたが、

巷では、「伝わらない」とか「熱意を感じない」とか

色々みなさん言いたいことを言うじゃないですか。

 

コメンテーターが、

「今までの総理大臣の中で伝える力があるのは、田中角栄と小泉純一郎くらい」

とも言っていました。

 

 

 

この違いってなんだと思いますか?

 

 

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これね、プロセスワークのエイミーミンデルが提唱しているのですが

「メタスキル」って言うのです。

メタスキルとは、リーダーが場を意図的に創り出す態度、哲学、スタンスのようなものです。その場をどのような雰囲気にしたいのかということに意識的に意図的に、高い意識レベルで何かを行う時の能力とも言います。

 

 

例えば、

「みなさん、こんにちは。」という言葉を

AIロボットのように単調に、無機質に話すのと、

舞台俳優が部隊の上で役者を演じて、観客にうったえるあり方と、

伝わり方や、それを聞いている人の気持ちがどう揺さぶられるかが、違うという感覚はわかりますでしょうか?

 

もし選挙前に街頭演説の中は必死に訴えている姿を目にするので、そういう姿勢で、人は誰に投票しようかなを決めたりするのですが、もう選挙とかしなくても”王座”を持ってしまっている政治家や起業家や経営者は、それを忘れてしまいがちです。

 

 

舞台俳優になるまでとは言いませんが、プロのコーチやファシリテーターは様々な”あり方”の訓練をします。そして、多様なメタスキルを使い分けるのです。この場はどんな場になるといい?ということを意図的に創り出すのです。

それは、言葉に乗せる、抑揚だったり、ペースだったり、声の張りだったり、そういう空気、雰囲気みたいなものです。

 

人を巻き込むリーダーシップは、正しいことを発信するよりも、「メタスキル」がなければ”伝わる情報”にはなりません。

だから人は、「何を言うかではなく、誰がいうか」を見ているともいいますよね。

 

 

テキストではそれはあまり伝わりません。(ブログもそうです)

人は「言葉」よりもその奥にある立体的な情報を読み取って、感情という情報を発しています。

コーチは、その言葉の奥にある感情にアクセスをします。

自分の感情に気づく力のことをEI(Emotional Intetlligence)といい、

相手の感情に気づく力のことをSI (Social Intelligence)といいます。

その両方がないと、自分のメタスキルを自覚的に意図的に使うことはできません。

更にいうと、チームや組織などのシステムの場の感情のことをRSI (Relationship System Intelligence)といいます。

RSI®はCRR Global Japanの商標登録です。

 

このRSI®を感じ取る力があり、

場の感情を読む、自分のインパクトに自覚的になる、

そのためにリーダーに必須なスキルが、メタスキルだと思うのです。

 

 

 
 

 

 

余談ですが、「英国王のスピーチ」という映画をご存知ですか?

吃音が激しくスピーチの苦手な次期英国王に選ばれた彼が、

民衆にスピーチを伝えるためにつけたのは、コーチのような存在です。

自分に自信を持って話しているか、話し方は全てが見透かされてしまうのですね。

 

 

人に届くメッセージを発信するリーダーには

誰しも、親であっても、先生であっても、医者であっても、経営者であっても、大統領でも、

みんなに必要なスキル。それがメタスキルだと思うのです。

※演劇や、インプロなどはそのいいトレーニングになります。

 

 

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