こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
先日、クライアント組織の方とミーティングをしておりまして、
先方の組織の状態やら、我々がやっていることや
合宿でプランしていることなどを色々とお話しておりましてね、一番刺さったのが、実は私が所属している(というか共同代表をしている)組織の話でした。
自分の当たり前って、人に指摘してもらわないと気づかないですね。「それだ、それを目指しているのかも!」と言われました。
ということで、私が共同代表をしている組織がどんな組織なのかということをちょっとまとめてみようと思います。
◆形態:合同会社
◆出資:共同代表の10名全員が出資(出資金額は個々人の判断によりそれぞれ)
(出資はしていないが、その他オペレーションスタッフ4名、1人はフランス在住)
◆本社:特になし(東京のコワーキングスペースを借りて登記)(日本では法人として独立しているが、グローバルにもネットワークを持つ、海外17カ国展開)
◆構造:基本的に上司部下などのヒエラルキーは全くない。全員が共同代表なので。同時に、役割としてデベロップメントを担当するロールなどは存在する。ファカルティの中にもランク(経験値によって)はあり、日々現場経験を踏むことで少しずつできることが増えていく。
◆働き方:
・全員基本リモートワーク(栃木、長野、京都、東京、千葉、神奈川など)zoomでミーティング。Slack使用。
・全員、個人事業主もしくは株式会社の代表として個人で立っている人
・会議は月2回、あとはプロジェクト制で必要な分自分たちできめる
・組織全体の予算を取り仕切るロールも役割として担う
・基本すべてのロールは1人ではなく2人で持つ(コーリード制)
・会議のファシリテーションは持ち回りで2人で担当(コーリード制)(事前にアジェンダ出しをして、時間を割り当てておく、全体最適でファシリが仕切る)
・基本的にやりたいと思った人がロールを取りに行く。(やりたい人が足りない、いないとなれば、外部リソースを探す)
プロジェクト単位でも、法人単位でも振返りに重きを置き、次年度どうしていきたいかをみんなで対話する。
・エントリーの段階でみんなで決めた”こんな人と働きたい”を明確に言語化しており、全員で決めていく。(プロジェクト単位で勝手に入ってた人がいるみたいなことはない)
・対話に慎重に時間をかけて物事を決めていく。同時にいつまで決定しなければいけない事は優先順位をあげて決定していく。
・ORSCを教える機関でもあるため、ORSCを体現している組織であることも重要視しており以下の哲学を持っている。
★小さな声や声にならない声に耳を傾ける
★組織全体を一つのシステム(生き物)として捉える視点から見る
★事柄/気持ち/直感・感覚の3つのレベルを全て使いながら対話する
★すべての声はシステムの声として、平等な大きさで取り扱う
そして大きな前提として、お互いのメンバーをホールで愛している。仲間を最高に誇らしく思っている。
そんな組織です!
今まで大きな会社、中くらいの会社、小さめの会社に所属した経験もあるけれど、
こんなにも自分たちで作る組織って、ワクワクして主体性を発揮できて、自分のスペシャリティも感じられるそんな組織ってないな〜って思います。
こういう会社ってどんどん増えると思います。
個人のリーダーシップも問われるけどね。
こんな時代だからこそ、大きなものに乗っかっていても、誰も保障してくれないし、絶対的な安定なんて存在しないから。いかに自力で立つチカラを持ちつつ、共通のビジョンを描ける仲間と出会って、時代とサーフィンできるかどうか、それを楽しめるかどうかが
今後のキーポイントになっていくだろうなと思うな。
最高に魅力的だなと思った人に出会って、ここまで行きついたら、その人はこんな魅力的な組織をさも、手作り弁当🍱のように慎ましくやっていたわけだけど、これを地方に住みながら、グローバルと繋がりながら働いているっていう。私にとっては、とっても魅力的に映ったんで、ここにおります。が、同時に自分の会社も経営しているし、その中でも様々なプロジェクトが動いております。
これが全てではない、とわかりつつ、リスクヘッジをしながらも大好きな人達と関わり合える、複業精神は今尚健在です。