こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
最近はプロのシステムコーチを目指す人が参加する
9ヶ月間のプロフェッショナル実践コースの
スーパーバイズのお仕事が怒涛のようにあります。
同時に、実践コースの方ではないのですが
組織の中で組織開発やチームに関わる方が
社内でシステムコーチングを展開する時の
”後方支援”的なお仕事を実はここ最近しております。
具体的に誰に、何をしているかというと…
企業や組織の中でシステムコーチとして
チームをもっと機能させようと支援している人々は
実は結構 "孤軍奮闘" されている人が多いのです。
「外部ファシリテーターやコーチを呼びたいけれど、予算がでないよ」
「外部のファシリテーターやコーチを呼ぶとなると、いきなり組織の人がびっくりして、何も話さなくなるよ」
「上司から、お前”が”なんとかして、って言われてるし、、」
同時に社内で頑張っている
ファシリテーターやシステムコーチさん達は、
現場で困っている人たちと同じ”社員”という立場でもある。
特別に経営者のように権力を持っているわけでもなく、現場の人から、「あなた何様なの？？」的な（ハッキリは言われないけど）目線を感じることだってある。
、、、
結構、涙ぐましい
しかも、システムの中の人として
システムコーチをするのは、なかなか難しさ倍増！
そして、システムコーチなんてものは
知られていないケースがほとんどだし、
もちろん資格保有者が会社の中に1人でもいるケースは稀！
そんな人達に対して、、、
何をしているかと言うと…
彼らがした現場のヒアリングの声を元に、
システムコーチは「見立て」ということをします。
その「見立て」をお手伝いするのです。
●組織のメインストリームは何か
●組織の中のディープデモクラシーは何か
●現状、なりたい姿、そしてエッジは何なのか
●最適なツールの可能性は何か
つまり、システムコーチングをもし実施した時の
”仮設”を立てて考えるわけですが、
その部分のお手伝いをします。
ここが大枠見えていながら、実施するのとしないのとではシステムコーチングの場の質が全く変わってきます。システムコーチが場に立つ”自信”も変わります。
そういう意味で、
スーパーバイズをしまくっている日々の中で
かなり”実際には触れていないシステム”を見立てる
筋肉がついてきたことと、システムコーチを支援する筋肉がこちらでも使えるので、
きっとそんなお仕事が増えてきたんだと思います。
場に2人のファシリテーターやコーコーチ（2人）で
立てる場合には、2人で相談して合意していくプロセスを辿れるのですが、社内にシステムコーチが自分以外にはいない場合、外部からもう1人を呼べない事情がある場合には、とても喜ばれるみたい。
私の中ではそういうことを仕事とするのは、自分自身がアーティストとして舞台に上がる訓練をしてきたけれど、突然、アーティストのアシスト？プロデューサーという裏方になった気分でもあるのですが、笑
人のコーチングをサポートするということもまた、稀有な経験をさせて頂いているので、意味があるんだと思います。
何が嬉しいって、
システムコーチが全身全霊で関わって
システムコーチングを実施した後に、
一番最初に「はーーーーーーーっ！！終わったーーーーー！」
「聴いてください〜〜〜〜〜〜！！！」
っていう声を聴けるのって、
オリンピックのアスリートを支援するコーチの気分♡
「おめでとうーー！！！」って気分です。
システムコーチとして場に立つって
パーソナルコーチングの比にならないくらい
エネルギー使うし、疲れるし、大変なんです。笑
それを痛いほど知ってるからこそ
讃えたい。
本気の人を支援するのって
とてつもなく、シビれる！！！！
どこまでもコーチ魂になっちゃうｗ