システムコーチングをSV(スーパービジョン)する仕事Ⅱ | ステップファミリー×組織開発

ステップファミリー×組織開発

どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。

Co-leadersのSHIHOです。

 

 

超絶マニアックな話します。😂

 

実は以前にもこんなブログ描いたことがありました。

 

システムコーチングをSV(スーパーバイズ)する仕事



※システムコーチングについては

CRR Global Japanのサイトをご覧ください。

私はここのシステムコーチ養成機関のトレーナーをプロフェッショナル実践コースでしています。



 

 

これね、ものすごくする側の私が勉強になる。

こんなに私が学びが多くて、お仕事としてさせて頂いていいの?

というくらい、どこにも売ってない学び。ジューシーすぎる。まだまだ40本くらいしか経験がないですが、学びが深すぎる。

今回は、どんな仕事かということではなくてどんな風にこの仕事をしているか、ということを描いてみようと思います。

 

(基本的に表に出ている部分は少なく地味なため、ほぼ知られていない仕事ではありますが、これをやっている人、日本で6人しかいません!爆)

 



 

どんなことをしているかと言うと、

まずはシステムコーチングセッションの録音を聞く。

(複数名の場をシステムコーチングしている場です)


 

①まずは、エネルギーで聞く。

エネルギーで聞くというのはどういうことかというと、その場の感情がどのように動いて、システムがどのように変化しているのか、していないのかを感じる。

 


②2度目には、更に細かく逐語を取りながら聞く。

(これがめっちゃ大変!)

(必須ではないものの、私の場合はそうすると余計場が見える)

より細かく、誰が多く話しているのか、繰り返されるキーワードは何か、微細な躊躇や、声にならない声はどのあたりかに聞き耳を立てる。


 

③数回聞いていると、システムコーチの特性が聞こえてくる。

場の感情の反映がとても上手なのか、深い傾聴が得意なのか、ポジティビティが高いのか、前に進めるオーソリティが高いのか、負の感情やエッジを鋭敏に感じ取るのか、勇気をもって自らが場に飛び込めるのか、など。

 

システムのエッジは自分たちでは自覚できないので、

外側の人間がいうことがシステムコーチとしてのお仕事だが、それを言うと、システムからのエッジシグナルが反応的に起こったりするので実は避けがち。嫌われたとしても、違うと言われたとしても、その役をかってでられるかどうか。

 

自分の既存のキャラクターをかなぐり捨てて、

何者にもなれるかどうか。丸裸で立てるかどうか。

 


④そんな獅子吼に立っている同士を、讃えて、更にストレッチできるためのポイントをまとめる。

 

 

こんなことは、普通明かしてはいけないんだと思うけれど、めっちゃ地味で誰も知らない。笑

こんな工程を経て、スーパービジョンしています。

 


もうDance in this momentがいい!!

と何度叫びたくなることかw

これかシステムコーチングの複雑性と難しさ!

 

※Dnace in this momentというのはCTIで教えている1on1のコーチングをする際に用いる用語。コーチはクライアントの今その瞬間とダンスするように即興で対話を重ねていく(予定調和ではない)ことから、このように言われています。

 

 

でも全ての要素が自分への学びに繋がるのです。


人のシステムコーチングのセッションはほぼ表に出てきません。(パーソナルもそうですが、安心安全な場であるために守秘義務があるから)

だからこそ、貴重な場のプロセスを体感できる数だけ、コーチの関わりが上手であっても、そうでなくても学びになるのです。



 

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