Co-leadersのSHIHOです。
ちょっと心がざわつく事がありました。
こういうことって
世の中いっぱいあるんだろうなと思って。
被害者でも
加害者でも
悪者でもなく
我々はどう立てるんだろう。
合意的現実レベルでは合意していて。
「このプロジェクトやります!」
「この会社の内定通知受けます」
と言った事実。
でも同時にその奥にある
ドリーミングレベルの変化は共有されない。
想いの部分。
「その時は本当にやりたいと思った。」
「その時はそう言わざるを得ないと思った。」
「その時はそれをやりたいと思ったけど、
後々考えたら気持ちに変化がうまれた」
「別件で起こった事に腹を立てていて、言うつもりもないけれど、やっぱりやりたくないがあった」
「どうしても都合がつかなくなってしまって残念さがあるんだけど、そちらを選択させてほしい」
いろんな思いがあり当たり前。
ある意味どうとでも言える。
ビジネスライクに
ドリーミングを完全無視するならば、
「やるって言ったよね」
「やらないなんてあり得ない」
があると思うのだけど、
世の中はそんなに簡単にはいかない。
内定者辞退なんていつもそんなことだらけ。
様々なドリーミングがあり
全ての合意的現実は決まっている。
深い関係性というのは、
そのドリーミングが十分にシェアされていると
起こりやすい。
だから私たちは、その深い関係性って
なんだろか?と問いながら、
面接で色々聞き、
上司部下でも面談をして
深めている気になっている。
しかし、
ある理由で、
ずっと関係性は深まらず、
表面的なままの時がある。
つまり
ドリーミングがシェアできない時がある。
それは、、、
"自分の思っていることを言ってもいい"という
心理的安全がない場合。
ある片方の事に偏った正義が
その場のメインストリームになっていると
そうではない意見は場に出せなくなる。
否定のエネルギーを受ける、もしくは
受け取られないと思うと言葉は紡げない。
そのメインストリームを作っている
本人には(多くがパワーや権力を持っている、複数名の場合もある)
その自覚がない。
そういうのをランクという。
パワーや権力を持っている人は
ランクに自覚的じゃなければならない。
そうしないと、
虐げられて出し場のない声は
やがて反逆する。
実際に
否定しなくても
非難なんてしなくても
それは起こる。
そう思われている空気感がそうさせる。
きっとそうだろうなぁというのは、
もちろん本人の思い込みでもあるんだけれど
そういう場の雰囲気があったというのも
一部の事実。
それを作っている限りは、
ドリーミングがシェアされずに
いきなりバンっ、
「辞めます」宣言は起こるわけです。
なんで、もっと早く
相談してくれなかったの。
なんで、メール1本なの!
合意的現実レベルを信じていた人にとっては
非難の嵐かもしれない。
いきなり合意的現実を伝えた方としては、
そうだったんですから
しょうがない。それがベストだったんです。
以上。。。
何があったらよかったんだろうね。
ランクに自覚的で
あたなの声を聞かせてという歩み寄り?
うーん、それがあっても
殻を閉じた人の心は
そう簡単にあきません。
そんなこと言われても、
あなたのためになるそんな率直な
フィードバック、きっとお気に召さずに
また反応するでしょうから
言わないよ。
そうなるものです。
ランクの高い人こそ、
このチカラを磨かなくちゃです。
フラットでいるファシリテーターとして
立てるチカラ。
声に出せない思いを抱える人も
正直に自分と自己一致して発信する勇気。
最近、企業のエグジット面談を提案する機会が
あったのですが、
企業を敵対するもの、と殻を閉じている人には
エグジット面談なんて言われても
本音なんて言わないですよね。
でも日頃から、自分の内面を
吐き出しメンテナンスするコーチングを受ける
習慣なんかがあると自覚しやすいのかも。
そう、
本音を言わない
本音を言えない関係性
それは
本人にも関係性にも居心地が悪い。
そして感じないくらい小さなひずみは、
やがて大きな溝になっちゃう。
以前そうであっても、
関係性は奢らずに創り続けないと
腐ってしまうナマモノなんですよね。
私にもそんなことがある。
残念さと反省と、
よくあることだよなぁというノーマラズと。
失敗から学び、
ニーズに繋がり、
私が大切にしたいのはこれなんだと
リクエストする。正直に。