私はこの4.5年で本当によく泣けるようになりました。それまでは涙の流し方なんて忘れてしまってたのに。涙の蛇口がある日をきっかけに緩んじゃったんです(笑)もういつでも泣けます。子供の前でもw
そして、最近よく涙することはどんなことかなぁと思ったら、20代の頃には知らなかった深い愛情の形を知ったこと。
"相手のレンズの向う側を見てる時。私のレンズで見えているモノを一緒に見てもらっている時だなぁ"って。
これ、マジで全ての夫婦やパートナーシップ、そして組織・チームに対して伝えたたい本質だよ。
よく仕事では言われるじゃない?顧客の顧客を見ろ!とか、先方のビジネスがよくなる提案をとか。win-winとかね。当たり前なんだけど、いかに自分ゴトで下心無しにこれが感じられるかって、本当はとても難しいと思う。
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彼が伝えてくれた言葉。
「もし志帆に、何かあったら、志帆の大切な息子は僕が面倒をみるよ。」
こんな言葉、想像もしなかった。
神かと思った。嘘でも、たとえできなくても、こんなこと言える人いる?って。
結婚しようという言葉より前に貰った、プロポーズ以上に嬉しかった言葉。
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彼が私の両親に伝えてくれた言葉。
「僕は子育てをした事がないから、分からないこともたくさんあると思います。きっと心配をおかけもすると思います。でも、できる限り、全力で一緒にやっていきたいと思います。」
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息子の彼のご両親への手紙。
「お年玉ありがとうございます。~中略~はやく●●(彼)といっしょにすみたいです。」
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お互いがお互いの大切な関係性を大切にできること。思っているだけじゃなくて、誠実に表現できること。
これは、本人同士が向かい合って、二人だけの世界で好き好きラブラブしている状態よりも、更に深く広く愛する形。
私はどんなに素敵な男性が私の事を本当に深く愛してくれて、大切だと言ってくれたとしても、私の息子や両親との関係性を無視して私に思いを伝えてくれたとしても、何も響かなかったと思う。きっとこの人なんにも分かってないって思っちゃったと思う。
そのくらい簡単じゃない。
自分にとっては、その価値すら分からないことでも、全く興味がないことでも、愛する人の大切にしていることを、本気でYes,andで肯定できるかどうか。
そこにこそ、器が試されてる。
つまり、自分と全然違う相手の見ている先をYes,andで肯定できたら、それだけ世界は広がるということ。
私の父親世代の方がいつか言ってたことがある…
結婚とは、お互いの両親を交換すること。
きっと、そういう意味だろうな。
相手の一番大切な人を心から大切にできるかどうか。やっと少し意味が分かった気がする。
一生かかってもなかなかできることじゃないと思う。でも愛ってそんな単純に言葉や形にできるものじゃなくて、いろんな周りとの関係性の中から少しずつ創られていくものなのかもなぁ。
愛の話だけれども、
人間力のある上司の話でもあるよ。
むふ。


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