連日の川崎の中1児童殺害のニュースを受けて、心がキュッとなる気持ちでいます。
ひとり親家庭において、
母は父であり、母である。
父は母であり、父である。
1日はみな24時間。
働いて、子供育てて、家の事やる。
自分の時間なんてない。
再婚、恋愛なんてできない。
離婚や死別当初の傷について抱え続けることもあるけれど、もっと重要なのは、働き続けることと、生きることの両輪を止められないハザマの心の問題。
始めのうちは、離別のショックの後は、安心で安全な場があって繋がれたらいいと思っていたけど、一過性のものではない。ずーーっと抱えて生きていく、苦悩もあるのだ。(苦悩だとも気がつかずに)
傷ついているなんて言ってる暇はないほど、子供はすぐに成長し、食べる、動く、お金もかかる。
だって、長いマラソンだもの。
子供が育ち独立するまで後何年?
いくら必要?
必死だよ。
がむしゃらだよ。
稼ぐ方を頑張れば、
子供に目がいかなくなり。
子供の教育に熱心になればなるほど
お金はかかり、働く時間はない。
やってもやってもどっちも足りない。
その中で、
自分を大切にするなんて贅沢な時間はないし、お金だって余っているなら子供の教育資金に回したい。余ってないけど!
誰かに寄りかかりたいけど、自分で立たないのは悪い気がして愚痴を吐くことも、弱音も吐けない。
自分で決めた道だからこそね。
必死で頑張っているのを悟るかのように、子供には何かが起こる。病気にもなる。いつも、陰で言われるのは「あのうちはひとり親らしいよ」「あーそうなんだ」そう言われることを恐れている。
だからこそ、私はシングルマザー・ファーザーの声にならない声を聴き続ける。
少しでもヘルプを出しやすくするために。
そして「本当の声を聴くスキル」を伝え続ける。時間がなくたって、子供とギュッと繋がれる本当の会話をしてほしいから。
それはあなたにしかできないから。
それであなたと、あなたの子供が救われるから。
親もいっぱいいっぱい。
でも子供ももっといっぱいいっぱい。
ダメ、もうこれ以上ひとり親の人は1人で頑張っちゃいけない。いっぱいいっぱいなんて自分本意なこと言ってちゃいけない。
ちゃんと、ヘルプを出すための社会とのコミュニケーション力をつけなくちゃ繋がれない。
それは大人の責任。やれたらいいことではなくて、「頼ること」をしなくちゃいけない時がある。
※いつも思うのは、シングルマザーだからニュースになるだけで、本当は世の中すべての人に言えることだよね。仮面夫婦で頑張っているうちもそう。
同時に思うのは、悲壮感から出すヘルプだけでなく、「他人を信じる」というポジティブなエネルギーからのヘルプを求める!もあるんだよってこと。それはとてつもなく、無限大。



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