皆さんも経験があるんじゃないでしょうか?
ある日突然、
「私(俺)⚪︎日で会社辞めるんだ…」
という告白を受ける経験。
この事柄についての反応の仕方に、いろんなものが現れると思っているのです。
◆-1うわっ!まじで!!またかー!
そろそろ自分も考えないとヤバイなw(焦)
(自分がユサユサ…)
◆-2えーーっ!やだー!寂しいー!
なんでなんで?次どうするの?
(興味!)◆-3そうなんだね。嬉しそうだね。
(え、無関心!?)◆-4そもそも伝えて貰わずに辞めた事実を知る
(…。)1や2はあるあるって感じでしょうか。
無自覚にそんな反応をしている事がありそうならそれについて何が起こっているのがを見てみましょう。
◆-1うわっ!まじで!!またかー!
そろそろ自分も考えないとヤバイなw(焦)
…これは他人の課題と、自分の課題の線引きができていない状態です。そして話の聞き方としては、"レベル1"の聞き方。(レベルとは言っていますがあくまでも名付け方でランクが上下ではありません)
"レベル1"とは、矢印が自分に向いていて、自分の中で独り言や思考がぐるぐる回っている状態。実際的には人の話を本当には聞いていない状態。(内省する時はこの感覚です)
◆-2えーーっ!やだー!寂しいー!
なんでなんで?次どうするの?
…初めは"レベル1"の感情を伝えていますが、自分は巻き込まれていないので、他人とは線引きできています。"レベル2"の聞き方に一見見えます。"レベル2"とは、興味の矢印が相手に向いている状態。でもこれは、"レベル2"ではないのです。相手が話したいことを聞いているのではなく、あくまでも自分が聞きたいことを聞いている事情聴取。
場合によっては、転職先を聞いて評価判断されそうと相手が感じると、それ以上話したがらない事もあります。
◆-3そうなんだね。なんか嬉しそうだね。
これが"レベル2や3"の聞き方。
コーチが話を聞く聞き方です。"レベル3"とは興味関心のアンテナが相手の全てとその周りの場に向いている聞き方。自分には向いていませんから、自分の話はしません。ただ、見えたこと、感じたことをフィードバックします。
すると相手が話したいことを話し始めます。
自分の感情を出さないなんて、あんまり興味をもってくれないのね、とか意外とドライなのね、人間味がないなんて思われそうですが、ちゃんと相手の問題と自分の問題を切り分けて、そして深い繋がりを持てる方法。
何?コーチがしてることってそれだけ!?なんにもしてないじゃん。
と思われた方、是非試して見てください。
誰でもできるから!(笑)そしてその奥深さと難しさに気づくかも?(笑)
勿論質問をしないことはありません。むしろパワフルな問いを投げるのがコーチの仕事です。(ここの部分はまた後日)
◆-4そもそも伝えて貰わずに辞めた事実を知る
人の話を聞くという前提は関係性の作り方にあります。この事実は、つまりそういう事です。あなたの心を相手にオープンにしていなかったから、相手もオープンにしなかった。伝えて貰わずに寂しい気持ちがするならば、あなたも相手に寂しい気持ちをさせてしまっていた、ということ。
自分はオープンにしているけれど、相手はしてくれなかった、というのはない。その関係性の片棒を自分も担いでいる。
コーチが人の話を聞くときのこと、
ぶっちゃけていますが、企業秘密でもなんでもなくて、みんなこのコミュニケーションを使えるようになると、なんだか世界が変わってくるので、やって見て!
今回は聞き方のお話だったので、
自分の心の声をレベル1でぐっと聞きにいきたい場合は、パーソナルコーチングをオススメします。
Be happy☆彡