ここは、私の居場所なんじゃないかと本気で思った企業が1社だけあった。
経験を活かせる場所。そして共感する価値観。考え方。
大事なものがある気がした。
1次面接に通過し、2次面接。
少し違和感があった。少しチャレンジにもなりそうな、その選択肢は私にも正直迷いが出た。
結果、そことはご縁がなかった。
振り出しに戻ったか。そうか。
今動くべきじゃないということか。
占星術をやる友人が言った。
6月の誕生日前後に流れが変わるって。
私は、そういうのは正直信じたことがないタイプだった。
でも、そういうんだから、これはこのご縁じゃないとしても何かがあるんだね、とそう解釈していた。まあ、何かってなんだろう、という感じ。
そんな中、引き続きアンテナを張り巡らし動き続けていた。
そんな中、Facebookで目に留まる呟きと出会う。
へ?私のこと?
知り合い達が「いいね!」と反応している。
今まさに動こうとしていた私には、結構本気で「いいね!」どころではなく、その方に直接メッセージをした。詳しい話が聞きたいと。
そして、なんと次の日その社長と会うことになった。2次面接なんてない。その場のみ。私が返答をすれば、決定するという状態。
瞬間的な反応で動いた。
そして、現実を振り返る。
少なからず上場会社である程度の規模にいる今。ワーキングマザーも比較的多い環境で体裁としてWMに理解はある環境。
選ぶべきか、どうか。
正直、ものすごーーーく迷った。
社会通念上、私の身の回りにいるキャリアカウンセラー達であれば何ていうか、分かっていたから。「え、この会社からここに行くの?この仕事するならこっちの方が…」そんな声が聞こえる気がした。「社格」という言葉を使う人達。私があまり彼らのことを信じていなかったからかもしれないが。
普通であれば、転職の相談は親にする歳ではないだろう。でも私は子供を預けているという親の存在、同意、協力は非常に大事なポイントだった。
親はなんて言うだろうか。
私のコーチとこれをテーマにセッションした。ぐるぐるぐるぐる。
少なからず上場会社である程度の規模にいる今。ワーキングマザーも比較的多い環境で体裁としてWMに理解はある環境。
選ぶべきか、どうか。
正直、ものすごーーーく迷った。
社会通念上、私の身の回りにいるキャリアカウンセラー達であれば何ていうか、分かっていたから。「え、この会社からここに行くの?この仕事するならこっちの方が…」そんな声が聞こえる気がした。「社格」という言葉を使う人達。私があまり彼らのことを信じていなかったからかもしれないが。
普通であれば、転職の相談は親にする歳ではないだろう。でも私は子供を預けているという親の存在、同意、協力は非常に大事なポイントだった。
親はなんて言うだろうか。
私のコーチとこれをテーマにセッションした。ぐるぐるぐるぐる。
そして、決めた。
実はこの時、この決断をしたセッションのあるシーンは忘れられない経験になった。
後ほど、コーチにその時のことをそう伝えると、コーチにとっても忘れられない瞬間として残っているという。
後からコーチがくれたメールの一部。
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それは仕事や会社の選択ということを超えて、力強く、しほさんが生き方の選択をした瞬間でしたね。
しほさんの、人として、女性として、母としての強さが、これでもかというくらい輝きを放った瞬間でした。
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→【第7章】