【第5章】灯火 | ステップファミリー×組織開発

ステップファミリー×組織開発

どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

話は、少しそれる。

仕事の環境には常に悩みながら、プロコーチのトレーニング仲間が主催する
「Bigger Game」というワークショップ?体験会の存在を知らされる。

実はずっと前から気になっていたワークショップなのだ。
他の仲間から存在は聞かされていた、そして私のクライアントさんも実はご存知だということを知っていた。気になる。土日開催。家から遠いので1泊2日か。
子供が生まれてから、一人で1泊2日、家を離れたことなんてない。
そんなことはしてはいけないことだと思っていた。飲み会やオール、ただ楽しいイベントは独身、子供がいない人の特権。行きたいか?と聞かれても、ただワイワイというイベントには、それよりも大事な存在(子供)があると思い響かなかった。

でも、今行きたい。
大事な気がする。

うん、行こう。

このワークショップの詳細は別途ご紹介することにして。
私は、このワークショップで、
「私は何者か」ということと「ココロから渇望することは何か」
という問いの答えを自分なりに出した。

モヤモヤっと薄々やりたいと思っていたことを言葉にした。

★秋に「シングルマザーとキッズのキャンプを企画する」ということ。

なぜコレだったのか。私はシングルマザー。もう停滞期は抜けることができたが、シングルマザーであるということは何かにつけて色々影響もある。子供と旅行に行きたい。自然に触れさせたい。キャンプに行きたい。そういう時、だいだい一家のお父さんがリーダーシップをとって、場所を決め、キャンプグッズを抱え、車で連れて行ってくれるイメージだ。私一人でできるのかな?キャンプにも詳しくない。でも連れて行ってあげたい。
そう、twitter上でつぶやいたことがあった。そしたら、「素敵な企画ですね」「シェアします」「私シングルマザーです、フォローさせてください」そんな声が現れた。何か光が灯った。「シングルマザーではないけれど、家庭の事情でキャンプ行けない家族もいます。そういう人にもニーズあるかも」そんな声も頂いた。全く知らない人から。

薄々考えていたけど、やっぱりやりたい!ということを宣言した。
シンプルに言えば、それだけ。

でも私の中の何かは使命に向かって動き出した。

それから、まず私はキャンプ場を探し始めた。
ママ達だけでもいけそうな、初心者向けなキャンプ場。
声をかけてくれたママは新潟出身だったから、関東と新潟の中間点。
ある可愛いキャンプ場を見つけた。

まずは下見見学だ!我ながら真面目だなーと思ったがいっそのこと楽しもうと思った。7月に自分の家族(じいじと、ばあばと、息子と犬)を連れて行ってみることにした。ワクワクしてきた。

【第6章】