昨日は私のクライアントさんから、緊急のメッセージを受け取り、急遽時間を確保し「緊急セッション」をやりました。
そう、基本は3ヶ月タームのご契約でコーチングをしていますが、一度私のセッションを受けたことがある(導入セッションを受けたことがある)方であれば、私とクライアントさんの協働関係が築けているので、緊急的にスケジュールにない時でもセッションをお受けすることがあります。
※協働関係とは…私が行うCo-Activeコーチングで大切にしている考え方の一つ。コーチがリードやアドバイスせず、お互い対等なコミットメントにより関わる関係。クライアントさんもコーチに答えを委ねるのではなく、ただ自分も場に対して主体的に関わることが求められます。
今回のケースは
クライアントさんがある日突然送られてきた辛辣な内容のメールに、気が動転してしまい、混乱し、自分には荷が重く、ここからどうしたらいいか分からなくなってしまったというタイミングでメッセージを頂きました。
守秘義務があるため、内容は記載できませんが、そんな時こそ私は役割だと思っています。
そんな重たい内容を、打ち明けられてコーチ自身が暗い気持ちに巻き込まれることはないの?とよく聞かれます。
答えはNOです。
何故かって?
コーチは、クライアントさんが自ら答えを出す力があると信じて疑わないからです。どんな人に言えない闇や事柄を抱えていてさえも。
指針となる考え方はこれ。
People are Naturally, Criative, Resourceful, and Whole.
だから、大丈夫。と思って関わることがこの上なく大切です。そして、私がそう関われない方(協働関係が築けていない方)にはそれができません。
そんな形で、クライアントさんは晴れてご自身の力で別の視点に移り、例のメールに対し納得した最善の対応をすることを決意されました。
セッションを終えた時、クライアントさんから嬉しい言葉を頂きました。
「私には、コーチがいる。ライフラインが増えた!と思った。
正直近い友人にも相談した。ただみんな私の味方をしてくれるから、相手がおかしい、とは言ってくれるんだけど、じゃあコトをいいように進めるにはどうしたらいいか分からなかった。
今の私を理解してくれているコーチだからこそ、とっさに助けを求めようと思ったの。これからもずっとそんな存在がいてくれると思うと、なんて幸せなことだろう。」
そんな風に言って頂けたら有難いです。私は私のできることで、クライアントさんの人生に関わりたいと思いました。
