●ワークライフバランスは与えられるものではない
大原則として、ワークライフバランスは与えられるものではなく、自分の力で勝ち取るものです。
部下のワークライフバランスは上司が担保しなければならない、と思ったところで、そんな上司は(まず)いません。
大体、ほっといてもワークライフバランスが取れるような天国のような国は、いま、地球上のどこにも存在しません(多分)。(たまたま、大金持ちの家に生まれた場合とかは話しは別)
資本主義の下では、他人と差別化できるものを持っていない人(コモディティ人材)は安く買い叩かれるので、ある程度長時間働かないと食っていけないようになっています。
人のせいや会社のせいにしている限り、どこまでいってもワークライフバランスをとるのは不可能です。
だから、自分の力で勝ち取るものだという意識を持つことが、ワークライフバランス実現の第一歩になります。
また、ワークライフバランスの難しいところは、どうなっていればワークライフバランスがとれているのかは、人によって違うというところにあります。
したがって、誰もがワークライフバランスを手に入れることができる素敵なツールはどこにもないのです。
例えば、時間管理のための手帳を選ぶにしても、業種・職種によって、使い勝手のよい手帳は異なります。
毎日いくつもの会議をこなしてその合間に資料作成をする人と、1日中ひとつのタスクに没頭している人とでは、時間管理の粒度が違うから、手帳の使い方・選び方が違ってくるでしょう。
人によらずに効果の出るツールはどこにもありません。
しかし、どうすればワークライフバランスのとれた状態に近づけるかという基本的な考え方を学ぶことはできるでしょう。
●ワークライフバランスがとれた状態を本気で目標とする
2つめの大原則は、ワークライフバランスがとれた状態になることを、本気で目標とすることです。
何となく、普通にやっていればワークライフバランスがとれるような国ではありません。
(もともと物凄く頭がいいとか、金持ちだとかいう場合は、もちろん別)
本気で達成すべき目標としない場合は、現状を少しずつ改善していくというアプローチになりがちです。
しかし、「少しの改善」は普通の人でもやっていることなので、それだけで普通の人と差別化するのは不可能です。
差別化できなければ、ワークライフバランスの実現は難しいでしょう。残念ながら、ワークライフバランスが取れていない人が普通だからです。
従って、現状改善アプローチではなく、ワークライフバランスがとれたあるべき姿を具体的にイメージして、そこに近づくように全力で努力するというアプローチを取るしかありません。
(現状がそれなりであれば、現状改善アプローチでも問題はない。)
●チャレンジを恐れないこと
3つめの大原則は、チャレンジを恐れないことです。
現状にとどまろうとすればするほど、目標達成は難しくなります。
必要であれば、職場を変えることも厭わないというような気持ちが必要です。
(簡単に職場を変えるのも問題だが)
個人で、そしてチームで、チャレンジしてみて、結果うまくいかなければ、軌道修正していく、というサイクルをまわしていかないといけません。
●まずは時間管理のスキルを習得する
最初に身につけるべき、そしてチャレンジすべきは、時間管理のスキルの習得です。
まず今目の前にある仕事を、可能な限り自分の思うように進めれるように管理できるようになることを目指しましょう。
そうすることによって時間を整理し、空いた時間で、あるべき姿を考えれるようになります。
いきなり職場を変えたりする前に、まずは時間管理のスキルを上げましょう。(忙しければ忙しいほど、スキルアップのチャンスに恵まれていることになる!)
当ブログでいうと、スケジュールが満たすべき要件は?
に書いているようなことを確実に毎日実行することを2ヶ月も続ければ、時間管理のスキルは相当上がると思います。
徹底的に続けて、それが当たり前にならないと、スキルとは言えません。
小学生が算数のドリルをやるのと同じで、継続的なトレーニングをしないと、基礎能力は向上しません。