油桃で知った現地(中国)感情
移動中の路線バスがなぜか田園の中で停車しました。
すぐそこの果樹園で「油桃」が500g2元(30円)で買えるから、
みんな買って帰るんだ、といいます。
ひとつ木からもぎってかじってみると、
食感はリンゴ、味は桃でなかなかおいしい。
乗り合わせた中国人がよく熟れたおいしそうな油桃を
たくさん渡してくれました。
せっかくなので買おうとお金を出すと、
「外国人からはもらえない」とどうしても受け取ってくれません。
「日本人は地震のときに一番に助けに来てくれたから」、と。
戦争もののドラマでは必ず日本が敵で、
「日本鬼子(リーベングイズ)」を連発している中国にあって、
ちょっと嬉しいできごとでした。
プラスの感情や行動にはプラスの感情や行動が返ってくるのですね。
たとえ国同士の仲が悪くとも、個人レベルでは自国人と同様に
思いやり、お互い人間らしく接していれば、草の根的ではあっても
憎悪の増幅を少しは弱められるのではないでしょうか。
