●ブリーフシステム(信念)を書き換えることで(癒していくことで)、人生は如何様にも変わっていく
先日、友人と話す機会がありました。
そこで俺は、この友人にあることで謝りました。
なぜかといえば、本人にとってかなり厳しいと感じるようなことを一方的に言ってしまっていたことを思い出したからです。
これは、人生は厳しい、過酷という、俺の中にあったブリーフシステムがそうさせていたという話です。
ブリーフシステムについてはこちらの本で、著者の苫米地英人博士がこう明確化されています。
未来までつづくあなたの現在を作るシステム。
ブリーフシステムとは、「自分はこのような人間だ」「世界はこうなっている」という、人が強く信じて疑うことのない固定的な思考=信念のことです。
我々がさまざまな出来事や事柄について判断する基準みたいなもの。
たとえば、子どものときに過酷な出来事を経験してしまうと、人生は酷い、厳しいものというブリーフシステムが自分の中にできてしまいます。
当時の俺にはそのようなブリーフシステムがあったんですね。
これはあくまでも仮説としての話ですが、
生まれて6年目で、生まれて2年目の弟を亡くす経験をした俺の無意識はきっとこう感じていたと思います。
生まれてくることは、世界は、人生は、なんて酷くて残酷ものなんだ。
人生は過酷だ。
そのような信念が無意識のうちに自分のブリーフシステムになってしまっていたのだと推測します。
加えて、抑圧的な養育環境で育ってきたことも大きく影響しているのでしょう。
その結果、家庭や仕事先で、また自分自身の生き方において、知らず知らずのうちに厳しい言動を強いてしまっていた。
ブリーフシステムとは信念であり、「未来までつづくあなたの現在を作るシステム」です。
そのシステムはシステムとして自動的に繰り返し機能してしまっていく。
逆に、自分のブリーフシステム(信念)を見てそれを書き換えていく(癒していく)ことによって、人生は如何様にも変わっていくと言うことですね。
振り返ってみれば、その後もかなり過酷な人生を送ってきたのだと俺は感じました。
我々は自分の人生しか送れないので、自分がどれだけ過酷な人生を送っているのかということにはなかなか自分では気づけないものなんですよね。