空いた穴の奥深くに
冷たくてトゲトゲした風が
ひゅーて流れ込んでくるとき
いつも 息ができなくなる

ゆらゆらぐらぐら


それは自分自身に起きているのに

いつも 不思議と
あーあって思いながら俯瞰で見てる


何か必要な物を忘れた時も
大事なものを落として壊した時も
あーあって 仕方ないって 

たぶん なるべく心に負担が掛からないように
自分の中で諦めと受け入れの準備をして
それをクッションにしてるみたいな感じ

自分の中でこれはとても悪い癖だけど
そうやって守らないと
本当に脳も心もすぐに
ショートしちゃうし



あの息ができなくなる時の
虚しくて苦しくなる感覚がいちばんきらい


結局
時間差で感情が押し寄せてくるけど
対処の仕方はだんだんわかるようになって

仕方のないことだったんだ
ま いっか て

そうやって全部のこと
なあなあに流していくことしか
できなくなっちゃいそうでそれも怖いな

それもそれで悲しいな