ほんの数ページ
起承転結の起にも至らぬとこまで読んで
そのまま放置してた
恩田陸 の 木漏れ日に泳ぐ魚
恩田陸の作品は
家にあるのも 本屋さんに置いてあるものも
しばらく手に取ることができなかったけど
久しぶりに 読んでみようと手に取ると
時間も忘れて引き込まれていた ꪔ̤̥ 📚
面白かった ( ˶˙˙˶ )
読ませる構成 ていうのかな 💭
全然 素人だから分からぬけどさ
最初は ふむふむ て感じなのだけど
どんどん続きが気になっていくかんじ
ラストに向けての加速がすごい 🏃🏻⸝꙳
映像を見てるかと錯覚するくらい
本当に情景描写や心理描写が細やかで
昔 勧められてプレゼントしてもらった
麦の海に沈む果実 という小説と比べると
やっぱりそっちの方が好きだったけど ☻ັ
この本は
アパートの中で起きる一晩の男女の会話
のみの舞台なのに、
ころころと変わる主観だったり
それに伴う回想シーンの作用だったり
心理描写の繊細な表現の仕方だったりで
この男女にとって
長く重たい一晩という時間、歳月の長さを
読み手にも味わわせてるというか
なんていうかな ( ㅎ.ㅎ)
読んでるわたしにも
この一晩がとても長く感じたというか
心理戦のような会話とか
人と人との意図や心のすれ違いだとか、
恩田陸の小説って そういう描写が
本当に繊細に書かれてるなあ と
思ったふうであった ( ㅎ.ㅎ)
難しいことは分からないけど
あのまま部屋の本棚に置き去りにならず
ちゃんと読んでよかったって
本当に思った作品だった 𓂃𓂄
恩田陸を教えてくれた人にも
本当に本当に感謝でいっぱい
他にも たくさんのことを教えてくれた
自分が良いなと思って
だれかに教えたものも、
だれかもわたしと同じように
知れてよかった と 思ってくれたら
嬉しいなと思う
ぜんぜん関係ないけど
カクテルみたいなグラデーションの空
🍇 ☁️