終業式であって、クリスマスイブ。
とっても悲しい。
せっかく友達が告白できる状態にしてくれたのに。
Kkunに悪いことしちゃった。
私は言おうと思った。
本当は言いたくなかったけど、またせておいて『帰っていいよ』なんて言えなかった。
だけどKkun帰っていいか?って聞いた。
何回も。
返事ぐらいすればいいのに私、うつむいたまま。
帰りたいなら帰ってもらってよかったけど、そのための『ごめん』っていう言葉が言えなかった。
ここで何も言わなかったらってのもあって、返事できなかった。
言ってフラれたらむなしいじゃない。
外(※廊下)に人(※K君の友達)が(※待って)いるのにさ、すっごくこまらせちゃった。
もう、これでおわりだよ。
って言いたいけど、このままじゃいけないって思う。
あんな終わり方ってサイテイだよ。
できることならあやまるだけでもしたい。
今度は本当に。
始業式の日がこわいな。
何も言わ(※言え)なかった、なんて情けなくて。
Kkunにももう会いたくない。
けっちゃくつけるまでは。
私ずっと下向いて歩かないと。
はっきり言って今日の人たち(※廊下にいた野次馬連中)あまりうっとうしいなんて思わなかった。
興味本位でも私に少しの勇気くれたから。
でも、あの人たちがいたから何も言えなかったんだけど。
今日のKkun、私には全然わからなかった。
すごく冷たい人に思えた。
もう少しやさしくしてくれると思ってたからショックだった。
でも、すごくこまってた。
私、ずっと悪いな~って思って、けっきょく何もならなかった。
やっぱり小説みたいにうまくいかないよね。
今日の自分がすごく情けなくて。
言いたい言葉だけが頭の中でまわって。
けっきょく『ごめん』の一言も言えずじまい。
あの顔みてるとどんどん自信なくしていった。
めいわくそうだった。
こんなところであやまってもしかたないけど、
『ごめんなさい』
あきれたでしょ?
きらいになったでしょ?
早くこの恋、解決させたい。
もう好きになりたくない。
このままさめてほしい。
恋ってめんどう。
もうつかれたよ。
自分の気持ちにも片思いにも。
でも、一方的はダメ。
終わらせたいなら、向こうに言わなきゃだめなこと言わないと。
夢ならさめてほしい…。