連日、どこも暑いぃ
箱庭療法で著名な河合隼雄先生が生前の著書内で
昔は如何にして死のうかを考えて生きていたが
(家族や末代一族などに迷惑をかけない様
切腹や死に方など)
今は如何にして生きようか生きながらえようか
だから、死が訪れたところで慌ててしまう…
そんなニュアンスで、私は解釈した
終活本や、色んな手続きの本など…
死について、公然と議論しあえる著書も増え
それだけ、人類は進歩したんだなと
言わざるを得ない
最近、最期について思うことは、
その人が過ごして来た一生から、最期が、
その人にとって安心して穏やかに終えられること
これが次に繋がれる者の「明日」に
ツナガルのだと
残された家族、自分たちの
「今」と「明日」のために
今朝の埼玉
携帯が鳴らないことにホッとしながら
布団の中で明るい朝陽の日差しを
瞼で感じていた
穏やかな朝である
そして目を閉じたまま何気なく
静かすぎる静寂さに
私は呼吸をしているのだろうか…
私の心臓は動いているのだろうか…
鼓動、拍動も全く感じない自分に
最期は、このままこの穏やかな呼吸で
は(呼)き終えたらな〜と
今まで考えてもみなかったこの感覚昨日の父の寝顔を思い出しながら
思った
医療機関勤務の姉は
色々な患者さんと触れ合い、
最期を経験して来た
そんな色々な学習経験から、頑なに
在宅を希望
父が入院しても、可能な限り早期退院で
本人の慣れ親しんだ環境が1番だと
家族が支え合った
人の最期について考えさせられた最近
おかげ様で、其々が後悔なく過ごせた
あっという間のこの1ヶ月
いつも、皆んなを笑わかせていた
ひょうきんな父
どの年代の同級生に会っても
皆んなが言う
「お父さん 元気か？
あの おもっしぇーお父さん
いっつも練習んとき
アイス持って来てくれたり…
笑わかしてくれたり…」
女子部の人気者
思い出すと笑みが出てくる
今朝
ビールとタバコが大好きで、
綺麗好きな父は、姉たちに顔を洗って貰ったあと
静かに遠い長旅に出かけました
83年間を生いっぱい生きた
が
まだ、長旅への切符代を渡していないので
今から帰福しまーす
私はイタズラ好きな父ちゃんっ子
でした
こうやって
父の長旅のことをブログに書けるのも
明るく賑やか楽しい父のおかげです
いつも読んでしまって頂き
ありがとうございます
毎日一笑健明