五月花形歌舞伎団観^^ | 早稲田大学歌舞伎研究会

五月花形歌舞伎団観^^

今月の団観は新橋演舞場の昼の部に行ってきましたよー!



メンバーは現役歌舞研員が2人とOGさんが1人、あと新入生のかたが2人きてくれました^^



劇場前で待ち合わせしていたのですが、昨日はいつもよりさらに着物の方が多くてびっくりでした(・ω・)


私は着物で観劇はしたことがないんですが、やはり一回はしてみたいなぁって思います音譜

歌舞研の団観で着物観劇企画とか、しませんか?笑



さてさて、13日の感想を書けばいいんでしょうか。



昼の部の演目は


1.西郷と豚姫


2.紅葉狩


3.女殺油地獄


でした(^ε^)♪



西郷と豚姫は初演が1917年ということで、セリフもわかりやすく初めて観たのですがとっても可愛らしいお話でした><


舞妓・芸妓さんもはんなりした雰囲気が素敵でしたが

豚姫ことお玉が健気でもののわかったおねえさんという感じですごく可愛いラブラブ



お話自体はラストの幸せだけどちょっと切ない終わり方にきゅんきゅんしました><


あと西郷どんの再現率がすごかったです(笑)写真に似てる……w




紅葉狩は都人の平惟茂が紅葉狩りに信州まで来ると美しいお姫様(更科姫)が現れて……という感じの(超ざっくりですが)踊りでした!



平安が舞台の作品は衣装が素敵ですよね(*^^*)

更科姫は普通の?歌舞伎のお姫様の衣装でしたが惟茂はまさに平安貴族!というお衣装で、

この時代考証しない感じもけっこう好きですよ!笑


セットも舞台一面に紅葉が広がっていて素敵でした><





最後の女殺油地獄が一応昼の部のメインのお芝居なんでしょうか?


お話はこんな感じです↓↓↓


 

 河内屋の息子与兵衛は、放蕩三昧。今日も喧嘩のはずみで、侍に無礼を働いてしまいます。さらに与兵衛は、継父の徳兵衛や妹おかちにまで手をあげる始末。見かねた母おさわは、与兵衛を勘当し追い出すのでした。その晩、金の工面に困った与兵衛は、近所で同じ油屋を営む豊嶋屋の女房お吉を頼ろうと店を訪れ...。
 現代にも通じる、刹那的に生きる青年の引き起こす悲劇。油にまみれての立廻りも見どころの、近松門左衛門の人気作を上演致します。

(歌舞伎美人HP
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2012/05/post_42-Highlight.html から転載させていただきました><)



今回は与兵衛が片岡愛之助さん、お吉が中村福助さんでした^^



最後の殺しのシーンもとても迫力があって素敵だったのですが、


個人的に一番好きなのは、与兵衛の母親がお吉のところにお金をあずけに来るところですね・・・・・・


そこで彼女は「(その優しさが)みんなあの子の毒になる」というようなことを言うのですが、


本当は良くないとわかっていて結局息子に甘くなってしまう気持ちにいつも泣きそうになります><


あと妹のおかちちゃんがまた可愛くて可愛くて仕方ないですラブラブ


今回は3階で観てたので花道のシーンが見られなかったのが残念><





ということで終演後に写真(笑)







早稲田大学歌舞伎研究会



最後にお知らせですが、6月20日(水)昼の部の団観、まだまだ募集しておりますよー音譜


市川猿之助襲名公演です!お昼空いてるかたはぜひぜひ一緒に観に行きましょう(^O^)/



歌舞研員でないかたで興味をお持ちのかたは、 wsd.kabuki@gmail.com  までご連絡くださいね音譜

お待ちしてますっ!





3年 吉野