久々にお仕事の話です。



透析は針を2本刺します。

それもかなり太めです。
献血に使用するくらいの太さ。

普通の採血の針が
蚊の針に思えます。



毎分180~200mlの速さで
血液を体外循環させるには
その太さが必要になります。



大体の患者さんは
刺されることに慣れますが
ずっと
『痛い』『怖い』と
言い続ける方も…。



透析をはじめて一年以上になる
おばあちゃんはとにかく怖がり。



針を刺すとき

恐怖で震え
顔をくしゃくしゃにして
目も口もかたく閉じ
刺す手とは逆を向き
手を握りしめて我慢します。



刺し終わっても
その態勢のままなのです。


ほっておくと3時間そのまま…
皺がどんどん
深くなってしまいます。



最近そのおばあちゃんの穿刺を
私がするようになり

刺し終わったら
握りしめた手を開いてあげ
『終わりましたよ~』
と声を掛けるようにしています。



はじめの頃はそっぽ向いたまま
うなずくだけでしたが

この数週間はこちらを向いて
痛みをこらえながら
笑顔を返してくれるように
なりました。



その笑顔は
かわいく、りりしく思え

そして私の気持ちを
すこし楽にしてくれます。



そんな時
つらくても、痛くても
ちゃんと
笑顔を作れる人でいたいな
と思うのです。



人生の先輩が多いこの職場、
日々勉強ですニコニコ