お金についての記事は
これまでたくさんアップ
してきましたが、借金については
書いたことがなかったな、と思い、
ちょうどご質問を頂戴したので
書いてみようと思います。
本日は、2月13日のブログでの
読者さんからの質問の記事です。
ただ、これから書くことが、
唯一の答え、というわけでは
ありませんので、参考程度に。
まずは質問から。
「毎日楽しくブログを
拝読させていただいております。
初めてのコメントで
大変差し出がましいのてすが、
お金のブロックに関して質問があります。
『支払ったお金に悪い気を乗せない』
という法則があるかと思いますが、
それは借金返済に関してもそうなのでしょうか?
私は専門学生時代の奨学金の
返済期間があと8年程あります。
月に返済する額も安くはない為、
いつも奨学金返済が苦しい苦しい…と
感じていました。
ですが最近気づいたのが、
そのお金(奨学金)が無ければ、
専門学校に入ることもできず、
未だに繋がりのある同級生や、
学生時代に出会って今も
良くしていただいてる方々との
出会いの機会すら無かったのだと思うと、
奨学金は【借金(苦しく支払うもの)】と思うよりも、
【良き縁を繋ぐためのお金(良い事に支払っている)】
という風に思考を変えてみた方が
いいのかな?と感じています。
ただ、奨学金返済=借金
であることには間違いは無いので、
果たして上記の思考の転換によって
【借金=良い事】のようになってしまって、
余計に借金を引き寄せてしまったりしないか…
という不安もあります。
もしこの質問がワタナベ様のお目にかかり、
ご回答いただけるようですと大変嬉しく存じます。」
・・・ということでした。
質問の要点は「借金=良いこと」
のように、良い気持ちを
乗せて支払ったら、また借金を
引き寄せてしまうのではないか?
という質問ですね。
結論から言いますと、
それはないです。
特に、借金の苦労を知れば、
もう二度と借金しないと
思うはずですものね。
なんとなくお金に追われた
感覚になるものですから。
むしろ返済額が「高い」とか「苦しい」
とか、負の感情を乗せまくって、
お金を返済する方が、精神的にも
負担がありますし、その感情の
バイブレーションがまた似たような
事象を引き寄せてしまうことも
ありますので、危険です。
この質問を読むまで私は、
奨学金が借金、という感覚が
私にはありませんでしたので、
確かに、借金なのかもしれませんが、
奨学金の場合はちょっと違います。
私が思う奨学金は、
借金というよりも、学ぶため、
そして将来への自己投資と
思っています。
借金という表現と自己投資、
これはただの認知の違いですが、
投資とは、あとで利益が出る
かもしれないことに対する
前もっての支払いです。
ですから、ご質問者様は、
その当時から見た、現在への
投資を行ったのでしょう。
確かに、返済は
苦しいのかもしれませんが、
その専門学校で当時学べた
知識や経験をに対する対価として
今、お金を返しているわけです。
得られたものがあるならば、
当然、奨学金を受け取って
専門学校に行った甲斐が
ありましたね。
国のありがたいシステム、
という風に見ることが
できるかもしれません。
国がそのような制度を提供して
くれなかったら、専門学校には
いくことができず、専門的な
ことを学ぶことはできなかった
のですから。
と言っても、できれば
他の国のように、教育費は
タダになる制度を提供して
ほしいものですが、そんなことを
言ってもただの愚痴で、無意味なので
この辺でやめときますが。
ちょっと話はそれますが、
ローンも借金です。
計画的なのか?そうではないのかで
また違った意味合いがありますが、
結果論で言えば、同じです。
しかし計画的と無計画借金は
これまた違います。
私は、マンションをローンで
購入しましたが、3年で返します、
とその銀行に言いましたら、
いや、返さなくてもいいです、
ずっとローン返済で、と言われました。
つまり、銀行にとっては利息が利益なので。
違ってくるのは、
苦しい、苦しいと言って返済するのか、
借りられたことに感謝して返済するのか、
その違いで、今後のお金の結果も
多少なりとも変わってくると思います。
旧約聖書の格言では、
「借りる者は、貸す者の奴隷となる」
という言葉があります。
ま、文字通りの奴隷ではありませんが、
そのような表現をすることにより、
完済するまで、そのような立場である、
ということになります。
ですので、借金返済は
借りた者の責務になります。
できるだけ早く返したほうがいいのは、
心の負担が長引かないためと、
今後のお金のエネルギーが
回りやすくなるためでもあります。
負債、負担・・・
「負」という表現は、
いろいろと負うことに
なるからです。負うと重い、
エネルギーの重さを意味します。
負の感情を乗せずに、
計画的に借金を少しずつ
借りられたことに感謝の
気持ちを乗せながら
返せたらいいですね。
と言うことで本日の記事は
ここまでです。