幸せかどうかは自分次第 アリストテレス

 

 

 

「幸福の土台はお金にある」

・・・とある大金持ちの男性は、

言っていました。

 

 

その方は、子供の頃から

貧しかったわけではなく、

裕福な家庭に育ち、貧しさを

経験したことがないそうです。

 

 

なので想像が出来ないのでしょう。

生活水準が低い中で、

幸せなどありえない、

ということが。

 

 

しかし、ここではっきり言えば、

もちろん、幸せとお金を

リンクすることはできますが、

必ずしも幸福の土台=お金

ではないです。

 

 

なぜならば、幸せは。

ただ単に、脳内物質の仕業だから。

それがでれば、どんな環境でも

幸せを感じることができます。

 

 

外的要因つまり、

物質、美味しいもの、

ラグジュアリーなどは、

幸せのトリガーになることはあっても、

それがないと幸せにはなれない、

というのはないです。

 

 

そして、不思議なことにそれらを

経験しても、当たり前になったり、

虚しささえ感じることもあります。

 

 

ずっと裕福な人は、こう想像するのです。

お金がなくて、月収20万、30万で

暮らすことなど無理である。

そんな限られた中で、我慢している

人生に幸せはないのだ、と。

 

 

その男性の働く動機が

「恐怖心」だと言っていました。

それはお金がなくなることの恐怖心

・・・それだと、幸せなんだか

不幸せなんだかわからないですね。

 

 

私の働く動機は、

喜び、満足感、充実感、時々、

辛さももちろんありますが、

そんな中でも、強い幸福感を

感じることがあります。

 

 

さらに、もう一つ正直な話、

頑張れる現実的な理由の一つに、

お金がなかった時代があるので、

その生活には戻りたくない

というのもモチベーションの一つです。

 

 

他の人にお金を気にせずに

ごちそうできる喜び、

お金を気にせずに本を買えること。

学びたいことが学べる。

 

 

以前なら、出張のときに、

カビ臭いビジネスホテルに

泊まっていたこともありましたが、

今は、次の日が心地よく仕事が

できるように、いいホテルにも

泊まれるようになりましたし、

移動手段もグランやグリーン、

ビジネスなどで移動もできるように

なりました。

 

 

そうなりますと、その心地よさを

キープしたい、という思いが、

次なる仕事のモチベーションにも

つながるのです。

 

 

若い時苦労したので、

そしてもう50過ぎたのだから、

多少の贅沢は自分に許可しています。

 

 

本題に戻しますが、

幸せの土台はお金なのか?

私はの答えは、NOです。

 

 

若い頃、月収10万くらいしか

ないときがありました。

家賃は町営の7000円。

月の食費は1万5000円。

しかし、借金はありませんでしたし、

贅沢は出来ませんでしたが、

やりくり上手でしたので、

それなりに幸せでした。

 

 

それから中古でマンションを買いました。

夫の稼ぎは、まだ23歳ということで、

月に20万円もありませんでしたが、

贅沢できませんでしたが、車もありました。

 

 

1階でしたので、庭で、

野菜を作って食費の足しにしたり、

コツコツ貯めたお金で、

1年に一回は必ず夫婦で海外旅行も

行っていましたし、貯金も

月に数万円ずつ出来ていましたし、

安い共済の保険にも入り、

突然のことにも備えることが

できていました。

 

 

突然の、病気や事故、

誰かのお祝いごと、

そうしたことのために、

雑費も毎月貯めていました。

 

 

しかし、無駄遣いは一切しません。

それがまた趣味のようでもあり、

楽しかった記憶があります。

ま、辛い時もありましたが。

今思えば、ホントにやりくり上手な

主婦でしたわ。

 

 

二人の収入を合わせても25万、

あったかないかくらいの

ビンボー生活でしたが、

それでも犬も猫も居て幸せな

生活をしていました。

 

 

ですから、幸せの土台はお金、

というわけではないことを

経験しています。

 

 

幸せは、

どこに注目するか?

何を幸せと見るか?

 

 

これが、ポイントです。

 

 

家族元気に生きられたら、

それだけで幸せ。

 

 

・・・ともし思えたら、

それ以外の幸せは、過分のものであり、

本当に心から幸せだと

思えることでしょう。

 

 

しかし、お金がないと幸せになれない、

という思い込みがありますと、

または、身の回りで贅沢をして

幸せそうに見せている人々を見て

自分を卑下したり、がっかりしたり

不幸だと思いこんでしまったら、

もう、ずっとその感覚は続きます。

 

 

SNSの普及にて、そう感じている

人々が増えました。がっかり

するくらいなら、見ないことです。

 

 

 

一日中、クタクタに働いて、

湯船に浸かったとき、この上ない

幸福感に満たされることありますか?

 

 

小さな赤ちゃんの世話をしながら、

家事をこなし、日中、居眠り

したくなるほど、身体が疲れ切って、

一日が終わって、ベッドに入ったとき、

大きな安堵と共に幸せを感じることが

ありますか?

 

 

お金があまりなくて、

そして健康面でも大変だけど、

家族が元気でその笑顔に、

幸せを感じることがありますか?

 

 

とりあえず、住む家もあるし、

好きなコーヒーも飲めているし、

安月給でも仕事はあるし、

空は青いし、太陽は公平に自分にも

上ってくれるし、幸せだわ、と

感じることができますか?

 

 

もしそれら、一見当たり前で

普段の日常に感謝と幸せを感じたときに、

物事は好転していきます。

望みがあれば。

 

 

もうこれで満足、

これ以上望みません、と思えば、

それが続きます。

 

 

しかし、たとえ望む方向に

好転しなかったとしても、

今の日常に幸せがゴロゴロと

転がっているのですから、

その望みそのものに、苦しい

執着を感じることもないのです。

 

 

人生には主だった課題が

いくつかありますが、

その中にお金があります。

 

 

お金はあってもなくても、

お金に対して健全な見方ができ、

恐怖心や、不安や、嫌悪感や

その他の負の感情を克服できたら、

もう、お金の課題はなくなることでしょう。

 

 

きれいごとを言うつもりは

一切ないですし、稼ぐ!ということを

生きがいとしている私は、

お金が大好きですし、使うことも

大好きですが、しかし、幸福の土台は

お金ではない、と言えます。

 

 

幸せは温かな人間関係と交友があり、

今ある眼の前の小さな幸せに

目が留められたときに、

真の幸せを感じることができます。

 

 

しかし、上記でも書きましたとおり、

お金があるといろいろ出来ますし、

多くの問題と不安をお金で解決

することができるのも確かです。

 

 

私は、それらのことを

お金で解決していますし、

お金で心地よさも買っています。

なので、お金がなかったあの時代には

戻るのは嫌なので、仕事は楽しく

ゲームのように、これからも

がんばり続けるのです。

 

 

私の心境を表した

お金に関する格言です。

 

 

You can be young without money 

but you can't be old without it.

 

若いときに金がないのはいい。

だが、金がないまま

歳をとることはできない。

 

テネシー・ウィリアムズ (1911-1983)
アメリカの劇作家・詩人・短編小説家

 

 

素敵な日曜日をお過ごしくださいね。

また明日。

 

 

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