本当のマナー違反と本当の下品とは

 

 

タイトル少し過激でごめんなさい。

本当に下品な人とは・・・って　笑

ま、いろいろといる中で、

という意味で、どうぞ心穏やかに

お読みいただけると幸いです。

 

 

最初にマナーについて。

マナーも色々と流派みたいなのが

あるかと思いますが、私が学んだのは、

全世界共通のプロトコールマナー

というものです。

 

 

基本は、おもてなしと

思いやりの精神。

それさえ踏まえていれば、

大丈夫。

 

 

席次なども臨機応変でして、

入り口に遠いほうが

ゲスト席ですが、しかし、

入り口に近くても、外の景色を

ゲストに見せたい場合は、

手前の席をおすすめすることも

あるでしょうし、

 

 

タクシーの席次としては、

ゲストは、運転手の後ろの

席ではありますが、

ゲストがスカートを履いていて、

奥に乗ってもらうのに、

お相手の方にご面倒を

おかけする場合は、その旨を伝えて、

自分が先に乗ることもあります。

 

 

基本は、相手を思いやった

言動である、ということが

マナーなわけです。

 

 

マナーでは有名な話ですが、

ある王女様とフィンガーボールの話。

小学校の道徳の本にも

載っているそうです。

 

 

食事に招かれたゲストの

出身国ではフィンガーボールを

使う習慣がなくて、フィガーボール

（指を洗う水が入っている器）の水を

飲んでしまいます。

 

 

そうしましたら、ゲストに

恥をかかせたくないと思い、

その国の王女様も

フィンガーボールのお水を

そのまま飲んだ、という逸話。

 

 

美しいお話ですね。

相手に恥ずかしい思いを

させないための、思いやりある

マナーです。

 

 

最大のマナー違反は

お相手にそれはマナー違反だと

公の場で告げること。

相手が恥ずかしい思いを

させてしまうので。

 

 

もしかして、身内だったり、

とても親しい間柄であれば、

後でこっそりそれを伝えるのは

親切でありますが、そうではなくて、

自分が知識を持っていることを

いいことに、公にその人の

知らずに行ったことを

マナー違反と伝えるのは、

その人の立場がありますので、

教えている側のほうがマナー違反。

 

 

また「下品」についても同じ。

相手が恥ずかしい思いをする、と

わかっていてそれをするなら

そうなのかもしれません。

 

 

世の中には「下品だな」と

思える人はたくさんいますが、

多くの人は、それを相手に伝えません。

「あんた下品だね！」とか。

それは大人な対応ですが、

それもまたマナーの一つでしょう。

 

 

しかしながら、

表現の自由というのがありますから、

自分の表現の場でそれを書くのは

マナー違反ではありません。

 

 

一番下品なのは、

その当人（特定の人）に向かって

あなたは下品だ、とその相手に言うこと。

上記のマナー違反と同じですね。

 

 

心の中で思っているか、

言いたければ、自分の友達と

自分の表現の場、

自分のSNSの上の庭で

言っていたほうが

自分のためでもあります。

 

 

子供の頃に習ったかと思うのですが、

幼稚園生でも知っている、

「バカっていう人がバカなんだよ！」

というパターンですね。

 

 

しかし、例外もあります。

愛ある「バカ発言」というのもあります。

 

 

相手を想うがゆえに、

言葉が荒くても叱咤激励の意味合いや、

矯正などが入る場合もあるのです。

 

 

マナーも下品もバカも関係なしに

言ったとしても、関係性と

根底にあるものが何か？

ということが大切なのです。

 

 

通りすがりや、うっすい関係の人に

そういうことを言う人は

ほとんどいません。

 

 

大抵の場合、大人の対応して、

いちいちコメントで噛み付いたりも

しないのは、そういう人に

絡んでいる時間がもったいない、と

知っていて、スルーしているのです。

 

 

自分の思ったことを言えばいい、

というわけではありませんが、

言いたいときもありますね。

 

 

言うべきか？

言わざるべきか？

 

 

その動機や根底にあるものが

愛や親切を加味して考えてみると、

どちらかがわかります。

 

 

言う愛もあり

言わない愛もあり

 

 

厳しいことを伝えても、

愛の場合もあるものです。

今日の記事はここまでです。

 

 

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