私が美しいな〜、と思うことの中に

老夫婦の姿というのがあります。

老夫婦が椅子に一緒に座っているのを

みるだけで、美しさを感じます。

 

 

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当ブログをメモ取りながら

読まれている、という方も

いらっしゃいますが、もし学び、

という観点で言えば、独り言のような

ブログから何かを拾うとなると、

ただ読むよりも、たった1つの

質問をしてから読みますと、

自分にとって必要な情報を

拾えるようになります。

 

 

その質問は、

「自分に必要な学びがあるとしたら何?」

毎回読む前に、その質問をするだけで、

いつもよりもいい感じに

読めると思います。

 

 

これ、ブログに限らずですが、

雪を被りながらも美しく咲いている

梅の花を見て「自分に必要な

学びがあるとしたら何?」

それだけで、梅の花は教えてくれます。

 

 

さて、本題。

といっても、今日の記事は、

独り言のような内容ですが・・・

その中にも何か拾える点があれば

幸いです。

 

 

アメリカドラマを見続けて

なんだかんだで半年以上が経ちます。

今はグレイト・アナトミー。

毎日の楽しみの1つです。

 

 

医師たちの物語なのですが、

昨日のワンシーンの中で、

老夫婦が出てくるのですが、

奥様の吐き気が止まらない、

ということでご主人が

奥様を病院に連れてきます。

 

 

検査の結果、急性胆のう炎で、

手術で胆のうを摘出する必要がある、

ということを老夫婦に伝えます。

 

 

とてもとても仲のいい夫婦で、

ご主人が付き添っている間も、

奥様の手を握り、二人で楽しく

会話をするような仲良し夫婦。

 

 

しかし、胆のうを取る手術をしてみると、

胆のうガンであることがわかります。

ご主人にそれを告知し、手の施しよう

がなく、余命4ヶ月から6ヶ月位で

あることが伝えられます。

 

 

ご主人は目にいっぱい涙をため、

その告知を静かに受け入れ、研修医の女性に、

「妻には知らせないでくれ」と頼みます。

 

 

「知らないほうが幸せだから、

家に連れて帰る。怯えながら

死を待つのは可愛そうだから」

と言います。

 

 

アメリカでは本人告知は

当たり前のことなんでしょうね。

医師は研修医に「本人に知らせなさい」

と言います。研修医は心を痛めながらも、

奥様にガンの告知します。

 

 

すると奥様は開口一番、

「主人には内緒にして。

私が先立つのを恐れているから」

と修医に伝えます。

 

 

ふたりとも相手を思いやる気持ちから、

真実を相手に言わない、という

ことを選んだわけです。

 

 

そして、老夫婦はそれを内緒にしたまま

相手が知っているとは思わないまま、

二人で家に帰り、月末にベニスに

旅行に行く計画を立てるのです。

 

 

日本の場合は、自分の告知に関しては

積極的だそうです。つまり、

自分の時は、言って欲しい。

 

 

しかし、家族の告知に関しては

ほとんどのケースで消極的だそうです。

何が正しいのかなんて、ないですね。

 

 

ガン告知を積極的にする

病院もあるそうですが、

心が弱い人は、ショックで

免疫が下がりそうな気もします。

 

 

母の時も最初、胆のうガンの

所見があるので大きな病院に移して、

そちらで手術を受けてと、地元の病院の

医師から私一人で告知を受けました。

 

 

その後、母以外の家族にそれを相談し、

相談の結果、告知はしないことにしました。

「腫瘍があるからそれをとらなければ

ならないかもしれないから、

大きな病院にうつるからね」とだけ

母には言いました。

 

 

母は割とポジティブで、

「あっそ」てな感じでしたが、

父はそれからが大変でした。

 

 

一人残されて自分の妻が逝って

しまう恐怖と戦いながら、

暮らすわけです。

 

 

本屋に行き、ガンを治すための

方法を探すために、情報集めを

する生活がはじまりました。

一筋の希望があれば、なんでも

やらせようとしていました。

 

 

大きな病院に移り、まず検査。

母本人と家族全員の検査結果を

説明をする時に、わっかい医師が、

ペラペラと病気の説明をするのですが、

その説明の中で「すい臓ガンなんで、

手術という方法がベストですね」

 

 

と、平然と本人に告知をしたのです。

(ま、神妙に言われるよりはいっか…)

母は死にたくないと思っていましたから、

それを聞いて、動揺が見えましたが

「今の時代ガンは治る病気だから大丈夫」

と励ましましたら、さすがポジティブ。

「なんか治るような気がするわ」

と気持ちも持ち直してくれました。

 

 

何十年も連れ添った夫婦が

老夫婦という年をとってから

片方に逝かれる気持ちは

いかばかりでしょうね。

 

 

ドラマの老夫婦を自分の両親に

つい重ねてみた時に、切なくて

切なくて、しかしそれでいて、

 

 

これが人生か・・・

とも思うのです。

自分がこの世をあとにする時は

もっとそう感じるかもしれません。

 

 

人生の幸福度は、

人との関係性が大きな幅を

占めています。

 

 

いくらお金があっても、豊かであっても、

人との関わりがなければ、

喜びは少ないことでしょう。

 

 

たとえ、関わる人がたくさんいても、

希薄であったり、いがみ合ったり

していたら、関わる人など

いないほうがまだましですがね。

 

 

しかし、人と関わり、

そして思いやりを示し、示され、

大切にし、大切にされ、

その相互で愛情が行き交う感覚は

何物にも変えられない貴重な経験。

 

 

今、私は独り身になりましたが、

この先残りの人生、また配偶者になる人と

ご縁があるのか、それともなくて

このまま一人で80歳まで、

いっきに突っ走っていくのか(笑)

わかりませんが、それでも、

 

 

せめて、関わる人には、

この老夫婦のように、思いやりを示し、

相手の気持ちを考えてあげられるような、

そんな生き方をしたいものです。

 

 

 

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