ワタナベ「ハナー、おもしろい格好してみて」

 

ハナ「え?おもしろい格好でちか?」

 

 

 

 

 

ハナ「少し足を開いてみまちた。

こんなんどうでちか?」

 

 

 

 

ワタナベ「え・・・別におもしろくない。

ほら、もっと、普段しないような格好とか」

 

 

 

ハナ:「普段しないような格好でちか・・・

やったことないけど、こんなんどうでちか?

前にお兄たん、ぷーま!とか言って

やっていたのを真似てみまちた」

 

 

足ピーーーーーーン

 

 

 

 

 

ワタナベ「いい線いっているけど、

もう一声っ!!」

 

 

ハナ「うーん、いつもの格好になりまちが、

これがあたちの最高のおもしろい格好でち」

 

 

 

クネ・・・そして静止・・・

 

 

 

 

ハナ「ど、ど、どう・・・でちか?」

 

 

ワタナベ「おもしろくはないけど、いい!

そのままずっと動かないでね」

 

 

 

ということで、幸せのハードルが

めちゃめちゃ低い私ではありますが、

こういう日常の生活に飽きもせず

満たされる気持ちがありますと、

人生の中でそれ以上のことがらは、

すべておまけのようなもの。

 

 

人は見方ひとつで幸せにも、

不幸にもその瞬間からなれます。

 

 

会社に不平不満がある人、

仕事がない人から見たら、

仕事があっていいじゃない、と思う。

 

 

子供がいなくて寂しい思いをしていても、

子供も結婚もしていない人から見たら

旦那がいていいじゃない、と思う。

 

 

専業主婦して羨ましいと思う人は、

専業主婦からは、社会に出て

働けていいじゃない!と思われる。

 

 

そして、社会に出て働いている人は、

旦那の稼ぎで生活できて、

専業主婦がうらやましい。

 

 

とどのつまりは、

隣の庭の芝生は青くて、そして、

あなた自身はどんな環境にあろうが、

どんな状態にあろうが、

見方ひとつでその瞬間から自分の庭も

青いということを知り、

瞬間的に変われるのです。

 

 

ほら、私のことをうらやましいと

いう人もいるかもしれませんが、

この歳になって離婚もして独身ですよ?

子供もいないので、老後も一人ですよ?

 

 

それでもどんな状況でも

幸せの小さな種を拾い、

そして、自由にのびのびと

好きな仕事をしつつも、家の中で

マイケルとハナとで幸せに

暮らしています。

 

 

ということで、「動かないでね」という

お願いをハナは固く守り通し、

ハナは飼い主の言うことを聞いて

ずっとそのまま静止していました(笑)

 

 

 

ハナ「もう、動いてもいいでちか?」

ワタナベ「まだ」

 

 

マイケル「・・・💧