一般的に、楽観主義やポジティブはよい!

とされています。


もちろん悲観主義よりも、楽観的な人のほうが

生きやすいですし、メンタルも安定していますし、

いつもほがらかでいられます。


神経質の人は、

常に神経使っているので疲れますし、
その神経質ゆえに、他の人にも

イライラしやすい傾向にあります。


以前は、私自身は神経質でした。

楽観的な元夫のおかげでだいぶ、
自分の事に関しては楽観的になり

本当に生きやすくなりました。


しかし、楽観的過ぎると困ることも

多々あるのです。例えば・・・

 


多いに楽観主義のYさん。

Yさんは会社での多少の失敗、
大きな失敗に関してはまったく気にしません。


すべての自分の失敗は

「だってしょうがないじゃん」

ですませます。


社長に怒られても、

心ない「はい、わかりました」

とはいうものの、ほとんど反省なし。

心の中では「何カリカリ怒ってんのよ」

とか思っています。


Yさんは、他の人が迷惑を被っても、

起きた事はしょうがないから
考えないようにしているとのこと。

本当に前向きで、楽観的ですね。

悩まないので、楽しく生きていそうです。



しかし、その失敗によって

迷惑を被っている人がいます。
会社は何度もミスをしてくれるYさんのせいで

信用をなくしたり、取引先に

謝罪したりと余分な仕事が増えています。

 


それでもYさんは、失敗しても、

「だって、起きてしまった事しょうがないじゃん」
で済ませるため、同じミスを何度も繰り返します。


これが医師や看護師だったら
済まされませんよね。

他人の命が関係しているのだから。

 

 

といえば、楽観的な人はたぶん、

「だって医師じゃないし・・・」と

楽観的に逃れるのも得意技です。


神経質な人は、一度の失敗で

他の人に迷惑を掛けてしまった場合、
次は同じようなミスを繰り返さないように、

注意したり、それを回避するための

対処方法を考えますので、成長もあります。


なので、ポジティブすぎる、

楽観的すぎる、というのは、

「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」の
ことわざにあるように、

いくら楽観的がいいとされていても、
それが「過ぎる」ということは

成長の機会をも逸してしまう事になるのです。


失敗をしてしまったときに、

そこからの教訓を拾ってから
その後、楽観的になることをお勧めいたします。

 

 

「失敗してしまったことは

いつまでもクヨクヨしても仕方ないしな。

次、そうならないよう気をつけよう!」

と前向きな思考にしたらよいのです。



成長する機会はたくさんあるものですが、
すべて「だってしょうがないじゃーん」

で済ませると、何も成長はないものです。


大半の楽観はいいですが、

2、3割は謙虚になって
反省と学びが必要なときもありますね。


そして神経質でネガティブ傾向にある方、

あまり周りの人たちの言動に
イライラすることなく、おおらかになれるように、
その楽観的過ぎる人たちをまねてみてください。


まねているうちに、

大分バランスが取れてくると思います。
そして、感情は自分で選んでいる、

と自覚を持つ事で、相手に対しての

イライラが少し減って行く事でしょう。

 

 

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