今日の記事は、マナーと言っても、

何かの決まり事のようなマナーの記事ではなくて、

どちらかというと、「人対人」のコミュニケーションにおいての、

お相手を気遣う時のマナーになります。





お相手は他人様の場合ですね。

まず最初は、どなたかを何かにお誘いする時です。

ものすごい親しい友達でも当てはまります。





例えば、よくあるこんな場面。

メールであったとしても、実際の会話であったとしても

よくある誘いのシーンです。





誘う人「ね、A子、●月▲日、空いてる?」

断り下手のA子「え?●月▲日?空いているけど、何?」

誘う人「うん、あのさ、友達の友達のC子さんが

交流会目的に鍋パーティーするんだって。

で、私、C子さん苦手でさ、A子がいると私も気が楽だし来て!」

断り下手のA子「・・・(あたしだって知らない人の所に行きたくないわ)」

誘う人「その日、空いてるんだよね?一緒に来てー」

断り下手のA子「う、うん・・・わかった・・・」





人様を何かに誘う時は、空いているかどうかを聞く前に

お誘いする内容を最初に伝えてから、参加する意志が

あるかどうかを確認してから、誘うこと

この人の場合は、誘う順番が違う、ということ。






「空いてる?」「うん、空いてる」って答えてから

断るのってすごく嫌なものです。もちろん、

自分の意志をちゃんと持っていて相手に伝えられる人は、

「空いているけど、そういうの興味ないわ。

しかも、私、知らない人のところで鍋食べても

緊張しっぱなしだよ」とか断れるでしょうが、

そのように断れる人ばかりではないのです。






なので、お誘いする際は、用件を最初に伝えてから、

「どお?来れそう?」とか「どお?そういうの興味ある?」と

聞くと、相手にも選択の余地があるわけです。






これを読んできっと皆様は「当たり前のことでしょー」

と思われたと思いますが、実は、結構、

多くの人がやっちゃっています。空いているか、

空いていないか、から最初に聞いているのです。





このA子のように、気が弱く、断ることが

苦手なタイプですと、どこにも逃げようがなくて、

「うん、わかった」と行きたくもない集いに

行くはめになってしまいます。





そして、何かお願いしたり、誘ったりする際は、

お相手の逃げ道をちゃんと作ってあげたいものです。

それは相手を気遣うマナーでもあります。





「もし、よかったら・・・」

「可能であれば・・・」

「興味なかったら、断ってもらって全然いいよ」

「無理に引き受けなくてもいいからね。一応聞いてみただけだから」

「もし、ダメなら遠慮なく断ってね」





何かお願いした場合でも、

どこかにお誘いした場合でも、

必ず『逃げ道』と『選択肢』と

『断る余地』を伝えるのは、

相手を尊重していることになります。

親しき仲にも礼儀ありとはこのことです。






いくら来て欲しいからといって、

いくらお願いを引き受けて欲しいからと言って、

逃げ道も選択肢も断る余地も与えず「お願い!!よろしく!」

なんていう関係、強引なお願いごとをされたら相手も

苦しくなってくるはず。





お願いごとをされる人のことを

一番最初に考慮に入れた仕方で、つたえたいものですね。

自分が来て欲しいからって、

「私、C子のこと苦手だから、A子ー、来て~ん」って

A子のことなど何も考えていなくて、自分のことしか

考えていないことになりますものね。





今日は、当たり前のことですが、親しい仲、

さらには、ビジネス間でもよくみられるシーンから、

お誘い&お願いマナーについて記事にいたしました。





それでは、今日の記事はここまでです。

明日も、更新いたしますが、もし可能なら来て頂けますか?笑

無理なら大丈夫ですので、気になさらないでくださいね。笑

いや、やっぱり絶対来て!!!ではまた明日~。