別れというのは、物であっても、
人との別れであっても、
寂しさが募ることがあります。
先日、新しい車が納車されました。
FDと一緒に新しい車の元に行きました。
隣同士に並んだ彼らはホワイト＆ブラックで天使と小悪魔的な
そんな感じにも見えました。小悪魔も好きですけどね。
もちろん、新しい車にもワクワクもあるのですが、
その日は、これまで愛してやまないFDとの別れでもあり、
何とも言えないような寂しさに襲われていました。
物質も、結局は人間と同じく素粒子なので、
これまで私たちは一心同体のような感覚でした。
パーキングに停めている我がFDを見て、惚れ直すんですよ？
それってすごくない？FDもそれを何となく喜んでいた感じ。
乗りづらい車ではありますが、ステアリングを握ると、
もう、私の足と同じ感覚くらいに、思うように動いてくれます。
愛着がハンパないのです。
愛着とは、長く親しんだ物などに心が強くひかれて
離れられない気持ちのことだそうです。goo辞書
まさに、私はFDに対しては愛着を持っているのです。
実は、自分の身の回りにある物質に関しては
気に入った物しか買っていないので、すべて愛着があります。
それでも、手放さなければならないことがあります。
不要になったり、壊れたりなどしてです。
そのときの切なさったらないですよ？
高々、物なのに、涙が出るくらい悲しいのです。
こんな感覚になっている人っているのかどうかは知りませんが、
まさに、その物のエネルギー、素粒子同士が、かみ合いすぎて、
どこから自分でどこからその物かがわからない一体感
・・・いや、もちろん分かりますよ？例えて言うならば、と言う話。
別にFD手放すわけじゃないから、いいじゃん？
と思うのですが、運転はやはりもうしないと思うのです。
だから余計に寂しいのです。
修理から戻ってきたら、シフトは固いは、シフトが入らんわ、
サスが硬いわで、か弱い女性（誰が？ 笑）が乗る仕様では
まったくないので、やはり乗らなくなることでしょう。
そんな仕様に一体誰がしたんでしょーねっ！！
気に入ったものを手に入れる、身近に置く、遣う、
ということは、自分とのエネルギーの交換するような
物と一緒に生活することと同じです。
それは家具であっても、電化製品であっても、
ジュエリーであっても、時計であっても、何でもです。
ある意味、人よりも優しいかもしれません。
物は私の心を癒すことはあっても、傷つけませんし
裏切りもしませんし、暴言も吐きませんから。笑
だからこそ、妥協のない気に入った物を求める必要があるわけです。
新しい車はまだちょっとしか運転していませんが、
乗りやすすぎて怖いくらいです。左ハンドルなんて
何十年も前から乗っていますが？ってくらい慣れたもんでして、
怖さもなければ、違和感もないくらいです。
そのうち、回数を重ねて行けば、お互いのエネルギーが
ピッタリすぎて、またFDに対してと同じ想いになることでしょう。
こう見えても、私は、本当に物にも人にも情が入りやすく、
そうなると、逆に切ない気持ちにもなることが多いのです。
別れがきた時には、しばらくはシューンとしています。
この画像は、FDとの最後の記念写真になっちゃったな・・・
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【ありがとう重版 ～処女本に対する想ひ～】
重版と言ってもちょっと前なのですが、こちらの出版社様は、
重版かかっても著者への連絡忘れているらしく（笑）
今回も私から、「ファミマでこの本見たんですが、何かやってましたか？」
とお聞きしたら、8刷り目の重版7000部決まって、
ファミマに5000部置いてくださっていたそうです。
FBより、教えてくださった読者様たち、ありがとうございました。
7000部ってすごいです。なにせ、この本の初版が7000部ですから。
そして皆様、本を買わなくても、ファミマのカフェフラッペは、
買うんだよ！絶対に！笑 ファミマ様感謝の気持ちでいっぱいです。
こちらの本は、大手の出版者さんなのに、
こうして２年半前の本にまだエネルギーを
注いでくださっていますこと、本当にありがたい。
しかも、未だに、FBなどで、この本をご紹介してくださる読者様が
何人もいらっしゃって、足向けて寝てますが、
気持ちは足を向けて寝れない気持ちでもいます。
この本には思い入れも強く、最後のページには、
1000名の読者様の短い感想と、お名前が載っております。
読者様と一緒に作った本！という感覚でおります。
６年分のブログの集大成でもあり、実は、
私がこれまで出した本の中で一番文字数もページ数も多く、
そして「詰め込まれ過ぎ！」と評価まで受けるほど、
内容がたくさん入っているものなのです。
美人になる方法 [ ワタナベ薫 ]
￥1,404
楽天
うれしいことに来年文庫化もされるのです。装丁変えますよ。
ちょっとこの装丁は私としても恥ずかしいので。
ショッキングピンクの帯の中で、キリリとカメラ目線。
懐かしいロングヘア。もう、随分ショートのような気がしていましたが、
髪を切ってまだ２年なんですね。ということで、
いつもながら皆様には、心より感謝申し上げます。
ありがちゅー。ではまた明日。