こんにちは。ワタナベ薫です。
昨日はジムの後、アロママッサージに直行。その日は3時間コースでした。
ボディとお顔両方なのですが、ジムでのエアロビと筋トレ、ランニングマシンなどで、
私は超疲れていました。なので、痩身目的の痛いマッサージでも
うとうとと寝てしまったのです。
私が通っているサロンは、30代女性オーナーさんともう一人の女性が平日は
施術してくれているのですが、私はいつもオーナーではないTさんに
やってもらっています。そこは個室ではなく、簡単なパーテーションで
区切られているだけの簡易的なものなので、お隣の声は、そのまま聞こえてくるのです。
特にオーナーさんの声は甲高い声でありながら、音量も人の1.5倍なので、
彼女が隣の部屋で話を始めると、私も目が覚めるほどのキンキン声。
それでも、そこに通っているのは、値段が安い割には効果が出ていて、
Tさんの施術が気に入っているからです。
で、その日は相当疲れていて、うとうとしていたら、案の定オーナーさんの声が
隣の部屋から聞こえてきました。話題は犬。(先週の話題は整形 笑)
犬の話題でお客様とオーナーさんが盛り上がっていました。
オーナー「私、ポメラニアン以外は、犬だって思っていないんですよ~」
お客「あ、ポメラニアン、かわいいですもんねぇ~」
オーナー「もうね、ほかの犬は犬じゃないね。特にダックス、私嫌なのよね~。」
お客「あ、私もダックスきらーい。うるさんだもーん。」
オーナー「あんな犬、どこがかわいいのかしらね?足は短いしキャンキャンうるさいし」
お客「静かなダックスってみたことないですよね。ホントかわいくない」
・・・と、お二人で嫌いなダックスの話で盛り上がり中。
私、うとうとしていましたが、その話が耳に入ってきて口元が、
「フッ」って笑ったんだと思うのです。聞いててムカついてもいたのですが、
脳内では「私、ダックス飼っているんですけど!」ってここで言ったら、
オーナーはどうリアクションするかな~?とか想像してたら、
「フッ」っておかしくなったのです(^^;)
そうしたらTさんがフェイシャル中に私に小さな声で、
「ワタナベさん、犬飼っていないんですか?」と聞いてきたんです。
私・「飼ってますよ」 Tさん・「犬種は?」って聞くから、
私は隣の部屋を指さして、「今お隣で話題になっている犬です(笑)」
と言ったら、Tさんも、「フッ」と笑って、また黙々と施術を続けていました。
さて、私が帰った後にTさんは「ワタナベさん、ダックス飼っているそうです」と
言うか言わないかはわかりませんが、やっぱり会話するときは、そこに誰がいるか?
会話の内容も気を付けることがとても大切になってきます。これもまたマナーです。
一対一で話をしていたとしても、その自分たちの声が届く範囲にいる人びとのことも
考慮にいれないと、どんな人の地雷を踏むか、本当にわからないものです。
特に自分が嫌いなものの話をするときには、注意が必要です。
サロンなどではこういうことは絶対にあってはいけませんね。
宗教や政治の話題はもちろんのこと、自分の好みじゃないものを
話をするときは絶対に、周りにも配慮が必要なのです。
ある人は数人の女性と自分のファッションのポリシーを熱く語っていました。
その人は「私はブランドのロゴが嫌いだから、そういうのを持つってNGなの~」と。
そして、ブランド物を持つ人や、某ブランドを否定していたのです。
どこどこのブランドを持っている人ってセンス最悪~、みたいな話題を・・・
しかし、そのブランドは誰もが持っているブランドですから、
その話を聞いている人の中にも、否定されているブランド物を
持っている人もいたのです。
そういう場合、否定されたほうがどうリアクションいたらいいか迷うものですが、
気が強ければ、「あたしは好きで持っているけど何か?」と言えるでしょうが、
そうじゃない人は、傷ついたり、その言っている人から
黙って距離を置くようになるかもしれません。
よくレストランマナーの中に、声のマナーというのもあります。
テーブルサイズの声で話をするように・・・ということ。
つまり、4人テーブルだったら、4人に聞こえる声のサイズ。
8人テーブルだったら、8人に聞こえるような声のサイズ、
もし、会場20名の部屋で全員に話すときは全員に聞こえる声を出す、ということ。
私たちは、ついつい会話に夢中になってしまうと、
周りの人々に配慮できないような会話をしてしまいがちです。
そのサロンのオーナーさんはまさか私がダックスを飼っているとは思わなかったので、
そういう会話をしたのだと思うのですが、もし、従業員のTさんがダックスを
飼っているとしたら、そんな話題はしなかったと思います。
・・・でも、私が何を飼っているかわからないですもんね。
そんな話題の配慮って女性としては大切なもの。
なんて書いている私もね、今からちょうど20年前に大失敗したことがあるんですよ。
最初の結婚をしていたときに、友達8人でワゴン車一台でキャンプに行ったんです。
元夫は、シャンプーを使わない人で、石鹸で頭から洗ってその泡をリサイクルして(笑)
体全体を洗う人でした。その話題でみんなが盛り上がっているときに、私ったら、
「石鹸で髪洗うって、ハゲそうじゃない?(笑)
若ハゲやばいよ。あはははは」みたいな
会話で盛り上がっていたのです。隣にハゲがいることすっかり忘れてて(^∀^;)
このキャンプの主催者が私よりも15歳くらい年上のハゲた男性。
その方はハゲをすっごいすっごい気にされている方で、その時、
そのハゲた男性は帽子をかぶっていたので、私、彼がハゲだったことを
スコーンと忘れていて、ハゲ話題で笑っていたのです・・・
私、普段は周りに疲れるくらい気を使うタイプなのですが、
夢中になっていると見えなくなるもんですね・・・
ハゲの話題しているうちに、そのお方の顔色が曇ってきたので、
私は「ん?ニャンで?」って思ったら、周りの人々が目で合図してくれて、
やっとハゲの話題がタブーだったことに気づいた私(^∀^;)
そのあと、どんだけ私気まずかったか・・・そのあと車の中はシーン。
・・・ということで、人は夢中になると、周りに配慮できなくなるので、
会話の時には、話す内容と、声の大きさ、半径10メートルに誰がいるか、
なども気を付けて話したいものですね。
私にとっては、ダックスの話、ちょっと不快な経験でしたが、
ま、ハゲのこともありますから、自分もやってたことがあるゆえ、
話題には気を付けようと改めて思いました。皆様にも何か参考になれば幸いです。
今日は3月3日の女の子の日。楽しんでくださいねー!
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