コンゴ産のダイヤモンド原石です。
ダイヤモンドの原石と言えば、将来の大物の逸材を示す例えがあるように、
未知の美しさを秘めた物とされています。
これはカットすることを前提とした場合の話で、
その基準から下記の様な分類があります。
1.ソーヤブル(美しい輝きを持つ最高級のダイヤモンド原石)
2.メイカブル(カットや研磨で輝く不規則な形状のダイヤモンド原石)
3.ニアジェム(カットや研磨をすることで宝石としての価値が出る原石)
これらはカット出来る形状からの分類で、
カットされたダイヤモンドはまた別の分類があります。
4Cと呼ばれる物で、ダイヤモンドを購入を経験した方には分かるかと思います。
しかし天然石としてのダイヤモンド原石は美しさ以上の奥深さがあり、
個人的には水晶と同じくらい興味が尽きない石です。
ダイヤモンドの原石を選ぶ際のポイントは、
形が整った透明度の高いものを選ぶことです。
これは水晶等の他の天然石を選ぶ事と同様な要素でもあります。
ダイヤモンド原石は八面体や六面体、平たい三角形などさまざまな形で産出されるため、
ラフカットダイヤモンドとしてカットや研磨をせずに楽しむという方法もあります。
また表面に「トライゴン」と呼ばれる三角形の痕跡(水晶に置ける
トライゴーニック)が見えるものや強い蛍光性を持つものなど、
個性的な原石を楽しむのもお勧めです。
このコンゴ産ダイヤモンド原石は、
整った正八面体ではなく不定形の形状をしています。
見る角度により六芒星の様にも見え、
ダイヤモンドの双晶の可能性もあります。
ダイヤモンドの双晶はスピネルと似た形状をしており、
特に平たい三角おにぎりの形はマクルと呼ばれ、
マニアには人気の形状です。
その三角おにぎりが2つ角度が60度ズレて重なると六芒星の形になります。
世界に2つとないダイヤモンド原石を集める楽しみもあるでしょう。
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