ペンギンさん  | 新体操サークルWIZ-club せんせの頭の中身

新体操サークルWIZ-club せんせの頭の中身

大阪の吹田、豊中で活動中の 新体操サークルWIZ-club
その先生の頭の中身をだ~いこうか~い♪

ペンギンクラスというクラスを、昨年もうけ、1年間頑張ってきました。
週2回の、グレードテストを受けるクラスです。

4月末でその1期生がペンギンクラスを卒業し、先日認定証を手渡ししました。
WIZ-club の かわいい認定証です。
季節をちょっと先取りして、ヒマワリの柄
これからも太陽に向かって咲いてほしいですね。

つくるのについ、夢中になって、他の仕事がやまずみに・・・
おかげでしわ寄せで、1週間仕事が渋滞し、大変でした。
もはや、日常茶飯事のネタです。

さて、本題。
いつも生徒には言いますが、
自分の親の元に生まれたことを感謝してほしいです。
頑張ったのは自分です。
でも、成長できたのは、そういうチャンスを生かしてくれた
お母さんのおかげだからです。

人間上向きなときはがんばれる。
でも、本当の成長って、しんどいときどうするか。
スポーツというのは、子供の成長の
道具ですから、
長いことやってると、もちろんしんどい目にも合います。
心がしんどい時、それを一緒に乗り越えてくれるのが、おかあさんです。


 親がぶれると、子供も揺らぎ、くずれ、成長できません。
これはどんなスポーツどんな世界でも言えることです。
どっしりとぶれずにいてくださったお母さんがたに、
本当に感謝いたします。
自分の子供ではありませんが、子供の成長を願う仕事に携わってる人たちは、
みな同じ気持ちなんです。

 もちろん、1年間ちょっとの間、色々なことを経験し、
考えられ、お母さんたちも成長されたのだと思います。

子供たちの先生ですから、生徒の成長の促しはしますが、
大人の成長の助けは行いません。子供の為に、そしてこれからの為に
各自で成長してもらわないといけません。

ので、放置です(笑

(といっても、ちょこちょこ例を話してますが、
それをどう取られるか・・・まぁよけいなお世話かもしれませんね。)


分析すると、

 焦らず・比べず・不安にならず・子供の少しづつの
成長を喜んで・成長を促し・協力し、へこんでも腐らせないように
フォローして、でも自分の子の性格をみぬいて振り回されず
いてくださったことが、子供たちの大きな成長へとつながったわけです。
親が成長しないと子供も成長しません。

すごいなー。こうやって書くと大変だったんだ!と改めて思います。

でもそんな難しいことを考えておられたわけではないと思います。
ご本人たちはきっと、右も左もわけもわからず、ただ、
子供がうまくなりたい、もっとやりたいという思いに引きずられつつ、
やってきただけ、と答えられると思います。
1期生ということで、見本もなかったからできたことかもしれません。

そう考えると、今のペンギン2期生たちは、
見本があるから早くうまくなるけれど、
比べてしまって大変かもしれませんね。

でも
本当はきっともっとシンプルで難しいことではありません。
コツは、子供が○○できるようになったと、
少しずつの成長を喜んでくださることです


先生は、水面をつんっと波立たせるように、生徒に刺激を与えます。
それが直接のチャンスだったり、それから心の葛藤だったり

悔しさ、残念さ、そして喜びと、色々な成長の元を作ります。
つくるだけです。なぜか?
たとえばチャンスをつかんでも、成長だし、つかめなくても成長はあるからです。

もっというとチャンスって自分で切り開くものです。
せっかくペンギンになったのだから、色んな経験をして育ってほしいし、
欲張りなことに、チャンスを切り開くという種も植えたいです。

子供は新体操というスポーツのツールを使って、
親は子供という素敵なツールで、
一緒に成長していただきたいと思います。

・・・偉そうだなぁ。でも子供たち見てると本当にそう思うの。
切ないことも多いからね-。