プーチーズで社会化トレーニング中の野良のこは入れ替わりも有り5匹。
このタイミングで友達から「子犬を迎えたいけど、相談にのってほしい」と連絡が入りました。
柴犬とか、日本犬の雑種、保護犬とか。とゆうリクエストだったのでお店の子犬の事を伝え見学に来て貰いました。
1週間のトライアルを経て、今日、めでたくファミリーの一員となりました。
チャチャマル君。何と、堂々とした態度!
保護犬で野良のこなので、馴染むのに時間がかかるかもしれない…トライアル中に実際にその様子を見に行ってきました。
私を見るなり「あ!おまえ、知ってる~!オレだよオレオレ!」って嬉しそうに駆け寄って来たチャチャ。
警戒心を一体どこに置いてきた…笑
トライアル3日目。
友達から「このこを飼っていくことが不安なの」と連絡がきて、もう一度訪問してきました。
私は、その不安が何なのか?払拭出来そうか?を確かめるために行こうと思いました。
説得をしに行ったわけでは無いのです。
この子が幸せに暮らす為に、飼う自信が無いのなら、すぐに保護主さんに連絡をして帰すように。それを伝えるためです。
それを受け止め、家庭犬としての方向を指し示してやる意識に切り替えないといけないから。
厳しい事を言うようだけど、この子たちには人間の都合で住処を転々とさせるなんて酷な事をさせないで欲しいと。伝え、彼女は帰す決断をしました。
その夜に、幼稚園生の息子ちゃん。
チャチャのハウスに立て篭り泣いて訴えたそう。
『チャチャを返さないで!』
4ヶ月にしては、少し大柄なこで部屋を走り回るとそれなりに迫力がある。
ヨチヨチの頃に迎えて徐々に大きくなったなら、ママも慣れていたかもしれないけれど、その迫力に恐怖心を抱いてしまったそう。
その気持ちは、私もちゃんと受け止めそこを乗り越えるには家族に頼ることが大事だと伝えました。
仕事を持ち、家事、育児と犬育て。
責任感の強さから自分が全部頑張らなきゃ!とプレッシャーを感じてしまっていたママ。
それを解いてくれたご両親と旦那さん、そして子どもたち。
ママは、みんなの助けを借りて良いんだ。と。
このこを迎え入れる気持ちを固めてくれました。
『一緒に家族になるんだね‼︎』
そう気付いてくれたそうです。
そして、保護主さんに飼う決意を固めたと連絡してくれました。
プーチーズのオーナーがこの子たちを社会化トレーニングをしながら、無償で預かるボランティアを始めて、私もそれに関わる事で色々な経験をさせて貰っています。
今回、友達の件で里親さんになるご家族の悩みや迷いに直に触れることが出来て、私自身でボランティアが出来ることがあると思いました。
最初の覚悟の持ち方で、良い関係が築いていけるかどうか変わってくるかもしれない。
今年から又、名古屋市動物愛護推進員を再任して頂き、2年の任期があります。
動物愛護の精神とは、動物を人の都合で可愛がる(っているつもり)ではいけない。
迎え入れた命に最後まで責任を持つって事を伝えてゆこう。
それは、保護犬だけに限らず迎えた命、全てに通じること。
まだまだ、実際に処分されてゆく多くの犬や猫がいることに実感のない日本人、日本という国。
今は、猫ブームだと騒いでますね。
私も好きな猫の種類もあるし、猫大好きだけどブームの影に又不幸な命が産まれることの方が怖くてしょうがない。
どうか、どうか、
犬や猫が飼える、財力と知識と時間をお持ちなら
保護犬へ目を向けてみる。そんな選択もあると、伝える人が増えますように。
私も伝え続けます!





