妹にはスマホをつなげたままにするように伝えた。
緊急医療の現場の様子はぶっちゃ〜のスマホを通じて家族全員に流された
このベテラン医師は、しつこい位に
医療費の無駄遣いだとぶつぶつ文句を言いながら医療指示を出していた。
とは言え、治療方針が決まってからのベテラン医師の対応の速さはやはり早かった。
治療方針が決まってから、
私たちは帰省の準備を始めた。
残念ではあるが、私たちが病院に着くのが早いか
母が亡くなるのが早いか時間の問題だと思った。
16年前に父が亡くなったことを思い出した。
父は自宅前の道路でよそ見運転をしていた車にはねられ
ほぼ即死状態であった。
私たちに手をかけることなくあの世に旅立っていった。
父なりの気遣いなのかもしれない