よくニュースリリースの構成は逆三角形型が基本といわれる。冒頭に重要性の高い情報を記載し、以下重要性が低い情報を記載していく方法だ。これがちょうど底辺を上にした三角形の形に似ていることからこう呼ばれる。

何故逆三角形型かといえば、新聞記事の書き方がそうなっているためだ。新聞の死亡記事は典型的な逆三角形型。「山田産業の元社長山田一郎氏が1月27日午前、山田病院で老衰のため死去。80歳。社葬の日時は未定。平成5年から10年社長を務めた。社長在任中に山田産業の売上を2倍に伸ばし世界的企業に成長させた。経団連の副会長を務めた。絵画収集家としても知られゴッホのひまわりを50億円で落札したことで話題を集めた。長男の太郎氏は現在山田産業の副社長」

このように通常死亡記事は「誰が、何時、どこで、なんの理由で、どうした」という重要情報が冒頭で紹介され「今後の予定、生前の評価、趣味、家族」などの重要度の低い情報はその後に記載される。こうした点を意識して新聞を読んでいると、火災や交通事故の第一報記事は必ず冒頭で「誰が、いつ、どこで、なんの理由で、どうした」かが書かれており、今後の展開、事態の影響予測などについては記事後半に記載されている。新聞紙上での掲載を期待するニュースリリースは、新聞記事の書かれ方を研究しなければならない。
毎日数え切れない記事やニュースであふれる新聞やテレビ。いったいどうやって情報を集めているのか。そんな疑問を持つ人は多いと思う。もちろん新聞社やテレビ局には大勢の記者がいて毎日忙しくネタを集めている。しかし取材力には人的、金銭的限度があり、世界や日本の動きを全てカバーするのは至難の技といえる。

そんな記者にとって便利なのがニュースリリース。企業、団体、NPO、学校などは新商品、新規事業、人事、イベント、文化、スポーツなどの最新情報をニュースリリースにまとめて新聞やテレビに提供している。東証の全上場企業(平成22年1月26日)が、1日1件ニュースリリースを発信するだけで2.329件にもなる。記者はその中からこれは使えると思った案件を取材し、記事や番組にまとめるだけでよい。

実は新聞やテレビのニュースの多くはニュースリリースを元にしている。報道記者といえば、夜討ち朝駆けで有力人物を追いかける姿を思い浮かべるのは、映画やテレビ番組で作り上げられたイメージにすぎない。もちろんそうした取材もなされているが、ほぼ朝刊40ページ、夕刊12ページという膨大な新聞紙面を埋めたり、30分、1時間の報道テレビ番組を毎日放送するためには、多くをニュースリリースに頼っているのが現状だ。

こうした仕組みを知っているのは、大手企業や団体でメディア担当を経験したごく一部の人に限られている。新聞やテレビは常に新しいニュース、面白いネタを追い求めている。このため大手の情報提供者に限定することなく、中小企業、団体、組織、個人からの情報提供を待っている。その際重要となるのが「何がニュースなのか」を簡潔にまとめたニュースリリースだ。

次回からニュースリリースの書き方、内容の記載方法、メディアへの提供(発信)方法、ニュースリリースのネタ選びなどなどについて、順次そのノウハウを紹介する。
会社近くを流れる目黒川です。

4月は花見客で溢れますが、今は寂しい感じです。

10年程前、入社したばかりの頃は、
昼間から席取りしてたなぁ。

川の左右を幅3、4メートルの道が走っていて、
花見客はここに陣を張ります。

がっ、

ここは車も通る一般道。

もちろん、花見中でも容赦なくぶんぶん通ります。
昔、道に座っていた時にお尻をバンパーで小突かれた
ことがあります。

桜はとても見事ですからお勧めですが、
くれぐれもご注意を。


本日の目黒川の様子です。