宮城県岩沼市には、現在のところ、2つの国の登録有形文化財があります。
それぞれの詳細はまだ別途書きますが、「みやせん(宮城仙台の豆知識bot)」さんに取り上げていただいた内容です。
竹駒神社 馬事博物館
【竹駒神社馬事博物館】
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「竹駒神社」内に設置されている博物館。馬の集積地として知られた竹駒神社に馬事に関する史料が奉納されたのを機に1939年に開館した。建物は基礎と床は鉄筋コンクリート、その上部を木造とした平屋建、屋根は寄棟造で銅板葺になっている。国の登録有形文化財。 pic.twitter.com/qb2IZcroBl
日本基督教団 岩沼協会
【日本基督教団岩沼教会】
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宮城県岩沼市桜にあるプロテスタント教会。1885年に「東北学院」の創設者・押川方義らによって設立された。現在の教会は1930年に建てられたもので、石造平屋の建物で尖塔形の鐘楼部分のみ3階建てになっている。震災で一時使用不能になったが復旧した。国の登録有形文化財。 pic.twitter.com/kMs9sQwLdm
岩沼市については、こちら。
【岩沼市】
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宮城県南部にある自治体。かつて奥州街道の宿場・岩沼宿で、陸前浜街道(現在の国道6号、常磐線)との分岐していた場所で、1889年に岩沼町となり、周辺の村を合併して市制施行して現在に至る。竹駒神社、金蛇水神社が有名。名取市との境に仙台空港があり、仙台都市圏の一部になっている。 pic.twitter.com/rqDQe0wczd
【岩沼の由来】
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「岩沼」は宮城県中部の自治体名。古くは「武隈」と呼ばれていた土地であるが、後に岩沼に変化した。地名の由来はかつてこの場所を拠点とした武士の名前に由来するという説と「鵜ヶ崎城(岩沼城)」が多くの岩と沼に囲まれていたことに由来するという説などがある。
竹駒神社については、こちら。
【竹駒神社楼門(随身門)】
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「竹駒神社」の楼門。1812年に建造された総欅の素木造、三間一戸、八脚楼門で、屋根は入母屋造、銅板葺。内部正面には随身(随神)像、内部背面には神狐像が安置されている。1階正面には『丹心報国』の扁額、2階正面に神号の扁額が掲げられている。岩沼市指定の有形文化財。 pic.twitter.com/OPFXgcIC0s
【愛宕神社(竹駒神社)】
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「竹駒神社」の境内社の1つ。火伏せ、防火の神である加具土神を祀っている。創建年代は不明であるが、元禄期の記録ではすでに境内にあったとされている。社殿は1717年頃に建造されたもので、境内に現存する建造物の中で最も古い。岩沼市指定の有形文化財。 pic.twitter.com/Bv3ngTzJ6y
また、同じく岩沼市内の金蛇水神社については、こちら。
【金蛇水神社】
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宮城県岩沼市の神社。創建年代は不明だが、古くは水に関する神、近年では商売繁盛・金運円満の神として信仰される。樹齢300年の藤「九竜の藤」が有名。5月には花まつりが開催される。また外苑にカフェ等を併設した休憩所がある。仙台市内の一番町、立町、鉄砲町に分霊社がある。
【九竜の藤】
— みやせん(宮城仙台の豆知識bot) (@miya_sen_mame) August 5, 2023
宮城県岩沼市の金蛇水神社にある藤。神社境内の入り口付近にある樹齢300年の藤の古木で、一本の株から9本に枝分かれしていることから名づけられた。毎年5月中旬ごろに見ごろを迎え、広い藤棚を埋めつくす花を観賞できる。
【金蛇水神社外苑 Sando Terrace】
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「金蛇水神社」の外苑にある参拝者休憩所。1989年に建てられた休憩所を建て替え、2021年にグランドオープン。神社から流れ出てくる『水=蛇』をイメージした建物に、土産処(MiZuHa)、食事処(IKoMiKi)、展示室が併設されている。2021年度グッドデザイン賞受賞。
その他、岩沼市内の歴史的なポイントとして
武隈の松(二木の松)
【武隈の松】
— みやせん(宮城仙台の豆知識bot) (@miya_sen_mame) July 21, 2024
宮城県岩沼市にある景勝地。『二木の松』とも呼ばれ、平安時代から詩歌に詠まれている。松は枯れたり、伐採されたりしては、植え継がれるのを繰り返してきた。現在のものは7代目の松であるとされる。松尾芭蕉は5代目の松を見ており、国の名勝「おくのほそ道の風景地」に指定されている。 pic.twitter.com/6Cj1oSKULs