羽生結弦選手のアイスショーの舞台裏が立て続けに放送されました。

 

 

  RE_PRAY

 

なんといっても、3時間とたっぷり!!

2024年5月5日19:00~22:00「RE_PRAY」裏舞台スペシャルが放送されました。

(CSテレ朝チャンネル2)

 

 

 

 

2023年11月の埼玉、2024年1月の佐賀、2月の横浜、4月の宮城。と半年にわたるツアーでしたが、

その間にもどんどん進化していることがわかります。

今回の番組の冒頭20分で新しい情報がどんどん出てきました。

 

 

特に印象的だったのは・・・

先に1月7日「独占密着!ドキュメンタリー羽生結弦RE_PRAY」(テレビ朝日系列)の放送もありましたが、このときは11月の埼玉公演での密着舞台裏でした。

その際、第1部ラスト6分間練習後の「破滅への使者」を滑り終えて、バックステージで倒れ込むシーンがありました。

(確かに、このプログラムは4回転ジャンプを何度も何度も跳ぶ超タイトな構成!!)

 

 

 

 

その後、埼玉、佐賀となかなかノーミスといかなかったことから、トレーニング法を変えたとか。

4回転ジャンプは瞬発力、しかし2時間以上の単独ショーを行うには持久力も必要。

2020年全日本に向けて筋トレをした調整法が良かったことから、1日6時間も筋トレをすることもあったそうです。

そのトレーニング法が功を奏したのでしょう。横浜2日目や宮城初日・2日目の「破滅への使者」ではノーミスで滑り切りました。

 

このあと、第2部まで少しでも休憩をするのかと思いきや・・・

休みたがる信号を出すカラダを眠らせない」とまたカラダに鞭をうつトレーニングをしていたとは!!

(私たちがお手洗いに並んでいる間でさえ、羽生選手は自分を甘やかさなかったのですね)

 

 

そんなストイックな羽生選手ですが、それ以外でも驚くことが多かったです。

8月から本格稼働で既に10月に通し練習を行っているなんて。

(4月の「てれまさ」ではアイディアは空っぽと言っていたにも関わらず)

 

 

その一方で、「これ、マイクじゃなかった!」とマイクとエッジカバーを間違ったり、佐賀2日目の「あけて、あけて」と、かわいい素の羽生選手も見せてくれたり。

 

 

第1部は横浜公演(初日の映像、「阿修羅ちゃん」だけ2日目の映像)と、第2部は宮城公演(初日の映像、MC移行は2日目の映像)の内容もたっぷり放送しながら、舞台裏もあわせて解説。なんて贅沢。

 

 

そして、公演後の楽屋では「魂を一緒に燃やしてくださってありがとうございます」と、同志がいてくれたことで、本当に良かったですね。

特に、多くのアーティストをご覧になっているMIKIKO先生の「身体能力的にも天才だと思うし、表現や解釈の面でも群を抜いてると思いますが、あそこまで努力することに驚く」という言葉に、圧倒的な努力家だということがわかります。

 

 

3時間の内容についてまだまだ語り足りないですが、全てが見どころと言っても過言ではありません。

(また、思い出したら書き足すかもしれません)

 

 

最後に、このグランディ21という会場で「天と地とレクイエム」を滑ることについて。

個人的にはこの場所で滑っていただくことが念願でもありました。 でも・・・やはり辛くて苦しくて、涙が止まらなくなりますよね。 それでも、きっと多くの魂が、天井のランタンのように、明るく照らしてくれたに違いないでしょう。

 

 

 

 

  羽生結弦 notte stellata 2024

 

 

続いて2024年5月6日every.内で「羽生結弦 notte stellata 2024」異例コラボ舞台裏が放送されました。(日テレ系列)

 

 

 

 

放送後、すぐにYouTubeで動画が公開されました。

 

 

 

 

 

 

先に4月21日にも放送された内容とかぶるところがありましたが、こちらは羽生選手の出番と出番の合間の筋トレに目が奪われました。

 

 

 

 

今回は、スペシャルゲスト大地真央さんとのコラボレーションをフォーカスしていました。

 

2023年12月に初顔合わせをしてから、実際動きをあわせたのは本番2日前とは!

 

無垢な青年が運命に翻弄される。その運命に抗えないことを受け入れる

楽曲の解説を聞けば聞くほど、羽生選手の半生そのものですね。

 

なんといっても、コラボ後のバックステージでの大地さんも羽生選手もJKか!といえるほど手を取り合ってキャッキャッ言っているのがかわいらしかったです。

 

(それにしても、今回もnotte stellata会場である宮城県内で放送されなかったのは、本当に残念です。後日でもいいので、まとめて特集を組んでいただけないでしょうか)

 

 

 

 

この2つのショー。

 

最も超人的だと思うのは、羽生選手は同時並行で準備して公演しているのですよね。

RE_PRAY」は単独公演で「notte stellata」は座長。いずれも出演者として当日は最高のパフォーマンスを発揮しなければならないし、イベントとしては運営面での大きな責任もあり、どれほど心身的な負担があったことか。

 

 

 

 

ところで、このように羽生選手は舞台裏を見せていただく機会が多いのですが、それは競技時代から試合前にカメラが密着することも多いため、慣れているのでしょうか。

手の内を明かすことを嫌がるアスリートもいるでしょうけど、羽生選手はプロ転向後に「SharePractice」をYouTube生配信していることから、オープンなのかもしれません。

(羽生選手は「フィギュアスケートなら自信はあるが30%」と自己肯定感が低いことを言っていましたが、おそらく誰一人とて真似することはできません)

 

もちろん、一視聴者としては羽生選手のアスリート、アーティスト、プロデューサーの顔を見ることができますし、ときにはおちゃめな素の羽生選手も登場するので嬉しいです。