翌朝、日の出ととも起床。サンドイッチを食べて、カナディアンカヌーで出発。別の島の展望台に登る。オンタリオ湖を含めた森全体が見渡せる。見渡す限り、建物はないし、人もいないし、動物もいない。ヘラジカなどが有名らしいが、生き物は全く見当たらない。途中、枝が堆積しているところを指して、ビーバーの巣と説明されるが、姿はみえず。
崖のそばにカヌーで近づく。赤い石で、カメの模様が刻まれている。1万年前の、原住民の壁画らしい。本当に1万年前かは不明。途中、ルアーを渡され、次男坊と二人で投げ釣りをするが、全く釣れず。テントのある無人島に戻って、ひたすら暇を囲う。暇すぎて、次男坊なテント内で宿題をやっている。
逃げたくなるが、逃げることもできず。まるで拉致されているようだ。
夜は、枝集めをさせられ、焚火をする。酒もつまみもないので、焚火をしても何もすることがない。夕飯はまたスティーブが作る即席料理1品のみ。アウトドア体験というと、食事が楽しみとなるはずだが、焚火で楽しむような料理もなく、本当に即席料理のみ。焚火で楽しむようなアトラクションもないし、冷えた飲み物もない。暗くなると寝るだけ。スケジュール表にはディナー後にゲームとあるが、寝るだけ。
再び日の出ととも起床。持参のサンドイッチを食べる。熱いコーヒーか冷たいコーラを飲みたいが、それも叶わず、生臭くて生ぬるいろ過水しかない。再びカナディアンカヌーで出発。少し漕いで、また上陸。重い荷物をポテージする。あまりの過酷さに中学1年生の次男坊が泣き始める。確かにキツイ。大人の俺でも泣きそう。可哀そうに思って、ちょっと手伝いたいが、こちらも最大積載量で運んでいる。そしてまたひたすら漕ぎ続ける。広大な自然が広がるが、なんにも景色は変わらない。ようやくもとの場所に到着。いやはや何のためのツアーだったのか全く不明。過酷で、無残な、無人島漂流だった。もうスティーブやツアー会社に怒る気力もない。




