別のスタッフが来て、カヌーや荷物などを持って行ってしまう。結局またスティーブと3人で、車でナイアガラフォールズに向かう。6時間ばかり。スティーブにいつもこんなひどい旅なのかと聞いたが、ニヤニヤと笑うだけ。英語でしゃべりかけても会話にならない。そうなるとひたすら無言で過ごすしかない。

 

ナイアガラフォールズに近づくと、突然、街になる。まさに突然だ。シェラトンホテル前で、スティーブとお別れ。ホテルは、普通のホテルだが、過酷な漂流ツアーの後には、全て幸せに見える。



部屋の窓からは、ナイアガラの滝が一望できる。すぐに、出国以来の5日ぶりのシャワーでさっぱりとして、近くのカフェで、俺はビール、次男坊はコーラをごく飲みする。ぷっはあー、幸せ。兎に角、生き延びたことに乾杯。キンキンに冷えた、冷たい飲み物って最高。



 

そのまま夕飯に行く。いろんな種類のレストランがあり、どこのレストランも、美味しい料理に満ちている。それも選び放題。サイコー。

 

ホテルのフロントで、今夜は花火大会があることを聞く。折角だから、町一番の観覧車に乗ってみようと行ってみると、長蛇の列。まあみんな考えることは一緒。本来であれば、並ぶのが大嫌いだが、久しぶりに見た沢山の人々に幸せを感じてしまい、並んでしまう。

 

観覧車はぐるぐると回っているから、長蛇の列でも少しずつ進む。花火の開始時間は20時なので、ちょっと間に合わないかなあ。間に合わなかったら、列からは花火が見えないし、別な場所に移動するかどうするか、いろいろ悩んでみたけど、結局、そのまま乗車。まだ花火は上がらず。上の方に来たところで、ついに花火が始まる。おおっ、なんとサイコーのタイミング。一番高いところから、次男坊と二人、花火を眺める。まるで、あの過酷な無人島漂流を耐えたご褒美のようだ。本当にサイコーの10分間を過ごす。



もうあの漂流は忘れよう。ナイアガラフォールズを満喫するのだ。