今日は可鈴へ最後のお別れをした。
ずっと前からこの日が来るのはわかっていたのに今日という日が近づくにつれて寂しい気持ちと切ない気持ちが強くなっていった。
なんて伝えたらよいのかわからなかった。
結局今日を迎えても手紙は完成していなくて可鈴に会う直前に完成させることができました。
1部の時は今日で最後なんて気配は見せずに他愛のない会話をしていました。
最後なのに下らないこと話してたな~。
なんでだか可鈴の手を握ると安心する。
やっぱり推しだなって思えるんだ。
他の人では感じることのできない気持ち。
俺の推しは可鈴しかいないなって思うの。
こんな幸せな時間がずっと続けばいいのにな~。
だけど最後の時は遂に来てしまった。
ここまでかってほど緊張していた。
いつも緊張してるけどいつもとは比べ物にならないほど緊張していた。なんで緊張しているのかは自分でもわからない。
荷物を置いて深呼吸。
「今日で最後なんだ」
キョトンとする可鈴、突然の発言に言葉の意味を理解できなかったみたいだ。
「手紙書いたんだ、読むね」
そして俺は手紙を読み始めた。
緊張のあまり手紙を封筒から取り出す時も手が震えていた。
手紙を読み始めてからも緊張で顔が引き攣って足が震えていた。
不器用な朗読だった。
それでも彼女は真剣に聞いてくれていた。
相槌を打ってくれたり時々口を挟んだりした。
手紙を読み終わった後、可鈴は微笑んでくれていた。
あんな聞きづらくて下手くそな手紙の読み方だったのに微笑んでくれていた。
凄く嬉しかった。
あんな読み方でどれくらい俺の気持ちが可鈴に伝わったのかはわからないけど伝わってたら嬉しいよね。
手紙を可鈴に渡した後にプレゼントとしてミッキーマウスのぬいぐるみ、ブリザーブドフラワー、そして可鈴との思い出が詰まったアルバムを渡しました。
凄く喜んでくれた。
その後、話す時はずっとミッキーのぬいぐるみ抱えてたし、ブリザーブドフラワーを本物と間違えて触ってたし、アルバムは1ページ1ページ捲って見てくれた。
アルバム見ながら2人で懐かしいねって。
思った以上に感動してくれていて嬉しかったな~。
他にはどんな感じの会社に就職しようとしているのかとか、次いつ来れるの~?みたいな話をしていた。
恥ずかしかったけどずっと可鈴の目を見てたな~。
やっぱり透き通っていて綺麗な目をしている。
そんな時間にも終わりが来るものだ。
ちょっと寂しい気持ち。
だけど最後は笑顔で。
スタッフさんも撮るときに「ラスト」と言ってくれた。
たった1枚、だけど俺にとっては最後の1枚。
最後にふさわしいチェキだ。
こんな素晴らしいチェキを撮って頂いてありがとうございます。
可鈴との最後のバイバイ。
だけど二人とも最後に同時に言った言葉が「ありがとう」だった。
そして俺のヲタ活は区切りをつけた。
こんな素晴らしいお別れの仕方ってありますか?
後々思い返して見ると伝えそびれたことはあったけどお互いに「ありがとう」って言葉でバイバイできたのは素敵なことだと思う。
今までなかなか言えなかった言葉だから。
今日可鈴に言われて嬉しかった言葉はいくつかあるけど一番嬉しかったのは
「私あってのまえたんだもんね」
かな。
可鈴推しとしてやっと認められた気がした。
俺には今までずっと可鈴推しとしての自信がなかった。
可鈴からそんな風に思われてると思ってなかったから。
でも伝わってたんだな、俺の気持ち。
最後の最後に可鈴から認められてることがわかった。
ナンバーワンじゃなくてもオンリーワンにはなれたんだな。
本音を言うとまだお別れしたくない。
ずっと一緒にいたい、そう思った。
だけどあの時笑顔で可鈴とお別れした自分に嘘をつきたくないんだ。
だから自分の道が決まるまで会いに行かない。
それが俺の希望。
可鈴へ
今までありがとう。
可鈴と過ごした1年5ヶ月6日、64回は絶対に忘れない。
可鈴のおかげで大切な思い出が沢山できました。
これから少しの間会えなくなっちゃうけど可鈴のことずっと好きでいるよ。
最後に一言、「可鈴に出逢えて本当に良かった」
まえたんより

